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ごみを減らすためにできること

たくさんのごみを処理するには、環境への負担がかかるのはもちろん、ごみを収集・処理するための費用も多く必要になります。

これらの費用の財源は、ごみ処理手数料(指定ごみ袋などの販売代金)や資源物の売却収入などですが、それだけでは足りないため、残りは税金でまかなっています。

ごみを減らすことは、環境にやさしいことはもちろん、ごみを処理する費用の削減、長期的にはごみ処理施設建設費の削減につながります。

また、市民の皆さまにとっても、ごみが減ることで指定ごみ袋の使用枚数が減ったり、ごみ袋のサイズダウンにつながり、ごみ袋購入代金を削減できます。

 

以下に、ごみを減らすための取り組みをいくつか紹介します。どれも簡単にすぐできるものです。ごみ減量に向け、皆さまのご協力をお願いいたします。

   

市で収集する「燃えるごみ」のうち、生ごみは年間約20,000トン程度(R6年度)あります。
この生ごみは約70%の水分を含んでいますので、その水分量は年間約14,000トン、25mプール(25m×10m×1m)で約56杯分にもなります。
これらの水分を「燃えるごみ」として出す前に減らすことができれば、ごみの減量に大きな効果を得ることができます。

家庭からの生ごみを捨てるときに、「ぎゅっ」と絞って大さじ3杯(45cc)の水切りができれば、市全体で年間約700トンのごみの減量化が見込まれます。
さらに、「ぎゅっぎゅ~」と絞って大さじ4杯~5杯(60cc~75cc)の水切りができれば、市全体で年間1,000トン程度(43,000世帯×365日として計算)のごみの減量化が実現可能です。

生ごみ減量のコツ

(1)乾いている生ごみは濡らさないようにしましょう。

野菜くずの「へた」や「わた」、果物の「かわ」や「しん」はそのままごみ袋へ入れましょう。三角コーナーに入れると濡れてしまいます。

(2)水分を含む生ごみは、一晩おきましょう。

三角コーナーの生ごみは一晩置いてから捨てるようにしましょう。一晩おくだけでかなりの水分が減ります。

(3)捨てる前に、最後の一押しを!

水切りネットに入っている場合、絞ってから捨てるようにしましょう。手で絞るほか、ペットボトルの底などで押して絞ることができます。

 

 

限りある資源やエネルギーを大切に使う。ごみは回収して資源に戻す。
このような環境への影響を少なくする「循環型社会」をつくるためのキーワード、それが3Rです。具体的には・・・

リデュース(Reduce) :ごみの量をなるべく少なくすること。

リユース(Reuse) :一度使ったものをごみにしないで何度も使うようにすること。

リサイクル(Recycle) :使い終わったものをもう一度資源に戻して製品を作ること。

これらの頭文字である3つの“R”のことです。

出雲市での3Rの取り組み

出雲市では3Rを推進するために、飲料用空き缶・空きびん・ペットボトルの回収に加え、次のような取り組みを行っています。

1.生ごみの水切りの徹底

2.マイバッグの推進

3.使用済電池のリサイクル

4.使用済み蛍光管のリサイクル

5.使用済み割ばしのリサイクル/使用済み天ぷら油のリサイクル

6.古紙(雑紙)のリサイクル

7.古着のリサイクル

 

【問合せ先】 環境施設課 電話 0853-21-6988 FAX 0853-21-6597

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    電話番号: 0853-21-6990 FAX番号:0853-21-6597

    メールアドレス:kankyou-shisetsu@city.izumo.shimane.jp