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高血圧予防のポイント~おいしく減塩、きちんと血圧測定~

ご自身の普段の血圧値を知っていますか。

5月17日は日本高血圧学会が定めた「日本高血圧の日」です。
出雲市では、2人に1人が血圧が高め
(収縮期血圧130以上または拡張期血圧85以上)であることがわかっています(令和5年度の出雲市国保特定健診結果から)。

血圧が高い状態が続くと、血管に負担がかかり、心筋梗塞や脳卒中などの病気につながりやすいことがわかっています。出雲市では、脳卒中になる方の割合(年齢調整発症率)が島根県全体に比べ、男女ともに高いです(令和5年脳卒中発症者状況調査の結果から)。
食事(減塩・食事バランス)・適度な運動・十分な睡眠等の生活習慣を見直すことで、高血圧は予防・改善することができます。

 

高血圧予防には、塩分をとりすぎないことが大切です

食塩に含まれるナトリウムは、体内の血液量を増加させ、摂りすぎると高血圧を引き起こします。
日ごろから、減塩を心がけることが大切です。
1日の塩分摂取目標量は、男性7.5g未満、女性6.5g未満です(日本人の食事摂取基準2025版)。
しかし、令和5年国民健康・栄養調査によると、男性10.7g、女性9.1gで、塩分摂取量は多い状況です。

また、令和6年度出雲市各地区(文化祭など)で実施した塩分チェック表(アンケート式・回答者250名)の結果から、

塩分摂取量が「多い」~「かなり多い」人男性で42.1%、女性で29.3%でした。

男性の塩分摂取量女性の塩分摂取量

今日の食事を「おいしく減塩」してみませんか

ちょっとした工夫で減塩を

 ▼食卓で
  ・醤油は「かける」より「つける」。味のついているものには醤油をかけない。 
  ・麺類の汁は残す。
    
ラーメン1杯の塩分 … 汁を全部飲むと塩分約5g → 汁を半分残すと塩分約3.5gに!
 ▼調理で
  ・天然だし(昆布、かつお等)を効かせて、風味を増す
  ・柑橘類(レモン、ゆず等)や酢の酸味を利用する
  ・香味野菜(生姜、青しそ等)や香辛料を使って味にアクセントをつける
      減塩のポイント(香味野菜・香辛料・酸味)の図
  ・塩分の多い食品の食べ過ぎに注意する。(漬物、魚の干物、ウインナー等の加工品、ちくわ等の練り製品、インスタント食品等)


 ▼おすすめ減塩レシピ
  ・出雲圏域健康長寿しまね推進会議作成 塩ちょっぴりレシピはこちら(島根県のホームページへ移動する)

   …豆腐グラタン、小松菜の磯香和えなど、様々なレシピがあります。

  ・出雲市作成減塩レシピはこちら(PDF/506KB)

あなたに合った高血圧予防習慣を一緒に考えます

 毎月本庁・各行政センターで「すこやかライフ健康相談」を実施しています。
 保健師、栄養士及び健康運動指導士が個別に相談に応じます。
 ご自身やご家族の血圧が心配な方、ぜひご相談ください。

 詳しくはこちらへ(お問い合わせ先・日時の掲載場所へ移動する

 高血圧予防等に関する情報

 まずは、普段の自分の血圧を知ることが大切です。血圧記入用紙(脳卒中を予防しよう!)はこちら(PDF/414KB)

血圧の正しい測り方

 正しい血圧の測り方を動画で分かりやすく紹介しています。
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