日付 タイトル 写真等 内容
2015/12/24 となりのミコトッキー  広報いずも(毎月20日発行)掲載のとなりのミコトッキー。第21回は「生きものを育む農法について」
2015/12/14 市民ホールで展示  出雲市役所1階東側市民ホールに、トキ分散飼育センターの展示をしています。 
・全国のトキ飼育状況
・トキの野生での生息状況
・出雲市トキ分散飼育センターの5年間のトキ飼育の流れ

期間:平成27年12月14日(月)~25日(金)
2015/12/7 足環の紹介  平成27年10月7日に親子分離作業をしました。その時に親鳥の足環を下記のように変更しました。観察するときに片足しか見えなくても♂か♀か分かるようになりました。
Nペア♂(右黄、左黄)←変更前(右なし、左黄)
Nペア♀(右なし、左赤)変更なし
    AFペア♂(右緑、左緑)←変更前(右なし、左緑)
AFペア♀(右青、左なし)変更なし
    AKペア♂(右白、左金属)変更なし
AKペア♀(右青、左なし)←変更前(右青、左金属)
2015/11/20 となりのミコトッキー   広報いずも(毎月20日発行)掲載のとなりのミコトッキー。第20回は「放鳥トキの状況について」
2015/11/12 佐渡へ到着    佐渡トキ保護センターに12時半頃到着し、Eケージ11号室に入りました。このケージはトキの森公園のトキ観察通路から見えるケージですので、佐渡島へ行かれた際は出雲生まれのトキを是非探してみてください。11号室は観察通路左手に4つあるケージの一番奥のケージです。 
2015/11/11 幼鳥移送  平成27年に繁殖した3羽の幼鳥を乗せた車が16時に佐渡トキ保護センターに向け出発しました。到着は明日のお昼頃の予定です。
写真は566を移送用木箱に入れるところ
538♀203日齢
566♀155日齢
567♂154日齢
     木箱に入れたトキの幼鳥を車に積み込む
     3つの木箱を車に固定
     見送りに来ていただいた市民と
2015/11/2 3羽の幼鳥  10日後には佐渡トキ保護センターへ移送する3羽の幼鳥が並んだ様子を写真に撮りたいのですがなかなか並んでくれません。先にこのケージに入っていた538(写真手前)と、後から加わった566,567(写真奥の2羽)とでは羽の色も違います。538は他の2羽に比べ2か月早く生まれています。
左の写真は平成27年10月29日撮影
2015/10/28 幼鳥の性別   性別判定のため、佐渡トキ保護センターに幼鳥3羽の血液を送付していましたが、27日行われたPCR検査の結果、オスが1羽、メスが2羽と判明しました。佐渡トキ保護センターへの移送前に性別を確定することで、佐渡トキ保護センターで収容するケージの参考情報になります。
 また、2011年は尿漿膜を佐渡トキ保護センターへ送付し、移送前に性別が判明していましたが、それ以降は移送時には性別が不明でした。
 なお、出雲市トキ分散飼育センターで性判別のための採血をしたのは今回が初めてです。
10月7日親子分離時の体重とくちばしの長さは下記のとおり
538♀ 体重1,580g くちばし160㎜
566♀ 体重1,480g くちばし155㎜
567♂ 体重1,820g くちばし170㎜
左の写真は平成27年10月20日撮影の538AF15
2015/10/26 2015年生まれ幼鳥を移送する日 幼鳥3羽を佐渡トキ保護センターへ移送する日が決まりました。平成27年11月11日に出雲市トキ分散飼育センターを出発し、翌12日に佐渡トキ保護センターへ到着する予定です。記者会見資料はこちら
左の写真は平成27年10月20日撮影の566AF15(133日齢)と567AF15(132日齢)
2015/10/20 となりのミコトッキー  広報いずも(毎月20日発行)掲載のとなりのミコトッキー。第19回は「トキのくちばしについて」
2015/10/17 放鳥トキ194の保護収容    10月17日、佐渡市で出雲市生まれの放鳥トキ№194が脚を痛め動けなくなっていたため保護されました。このトキは2012年生まれの3才メスで、自然ふ化自然育雛で繁殖した個体です。2015年には出雲生まれ同士でペアになり、ふ化はしませんでしたが卵を産みました。放鳥されたトキが保護される個体は3例目です。これまでの2羽のうち1羽は再度放鳥されています。出雲市生まれのトキが放鳥後に保護収容されるのは初めてです。
2015/10/15 放鳥トキ228の死亡確認    10月15日、佐渡市で出雲市生まれの放鳥トキ№228の死体が確認されました。このトキは2013年生まれ、2才のメスで9月25日に放鳥されたばかりでした。出雲市生まれの放鳥トキでは2羽目の死亡確認です。
2015/10/7 親子分離  親子分離作業を行いました。AKペアとNペアはそれぞれ1羽ずつの幼鳥を自然育雛し、そのまま同居していましたが、来年の繁殖期に備えるため、幼鳥は多目的ケージへ移しました。学習コーナーのライブ映像で幼鳥の姿は見られなくなりました。
また、繁殖ケージの場所を移動し下記のとおりとしました。
繁殖ケージ1Nペア←AFペア
繁殖ケージ2AFペア←AKペア
繁殖ケージ3AKペア←Nペア
学習コーナーでAFペアのライブ映像は見られなくなり、AKペアの映像が見られる様になりました。
写真は567に足環を付けたところ
2015/9/30 出雲生まれの放鳥トキ初の死亡確認    9月29日新潟県佐渡市内で放鳥トキ1羽の死体が確認されました。この個体は平成27年6月5日に佐渡市で放鳥(第12回)された放鳥番号210(個体番号429/AK/13)で、骨格部、羽根及び足環のみが確認されたため、死亡原因は不明です。放鳥トキの死体が発見されたのは、今回で15例目です。出雲市生まれのトキの死体が発見されたのは初めてです。
出雲市生まれのトキで放鳥されたのは21羽ですが行方不明のトキが4羽いますので、今回の死亡確認で生息数は16羽となります。内訳はこちらをご覧ください。
2015/9/25 第13回放鳥  6:00に放鳥口が解放され、7:14最初に7羽が飛び立ちました。その7羽の中に出雲生まれの2羽が含まれていました。今回の放鳥では19羽が放鳥されますが、出雲生まれはこの2羽だけです。
放鳥番号228♀2才(415AF)
放鳥番号235♀2才(459N)
これで出雲生まれのトキはこれまでに21羽が放鳥されたことになります。その内18羽は生存しているとみられます。
写真は放鳥番号235が出雲にいた頃
2015/9/18 となりのミコトッキー  広報いずも(毎月20日発行)掲載のとなりのミコトッキー。第18回は「飼育下の繁殖状況について」
2015/9/16 第13回放鳥開始日  第13回トキ放鳥が平成27年9月25日から行われることになりました。佐渡トキ保護センター野生復帰ステーション野生順化ケージでは出雲生まれのトキ2羽(ともに2才メス)を含め19羽が6月25日から放鳥に向けた訓練をしています。3か月の訓練を終え、9月25日には順化ケージの扉が開かれる予定です。
写真は放鳥番号228が出雲にいた頃
2015/9/14 換羽  トキも1年に1度、全ての羽が抜け替わります。抜け落ちる黒い羽の方が少なくなり、新しい白い羽のトキに変ろうとしています。
左の写真はNペアと同居しているAFペアの子(567/AF/15)平成27年9月11日撮影
2015/9/11 親子分離予定   親子分離作業を10月7日にすることにしました。現在、平成27年生まれの3羽の幼鳥のうち2羽はNペア、AKペアと同居しています。来年の繁殖期に備えるため、幼鳥を別のケージに移します。また、この際ケージの大掃除をするため、10月7日は終日トキ学習コーナー学習棟のモニターでトキのライブ映像をご覧いただくことは出来ません。
左の写真はAKペアと同居しているAFペアの子(566/AF/15)
2015/9/1 トキの絵展示  NPO法人日本中国朱鷺保護協会主催のトキの絵募集で応募のあった528枚の中から優秀作品に選ばれた30点及び、中国の子供が描いたトキの絵4点を出雲市トキ学習コーナーで展示しています。この絵は出雲市での展示の後、石川県で巡回展示される予定です。
期間 平成27年9月1日~30日
場所 出雲市トキ学習コーナー学習棟
2015/8/24 平成27年の飼育下トキの繁殖結果等について  全国の平成27年の飼育下トキの繁殖結果等について、環境省等と同時発表しました。
左の写真は8月5日撮影の567/AF/15(56日齢)です。567はNペアに自然育雛され、Nペアと同居しています。出雲市トキ学習コーナー学習棟でこの幼鳥の様子をご覧いただけます。
2015/8/21 擬卵を落す    今朝までNペアの巣にはまだ擬卵がありました。抱卵こそしていませんでしたが、巣の中にあった擬卵1個をメスが今朝巣外に落しました。今年の繁殖期は擬卵をたくさん使いましたが、AKペアは7月22日に擬卵を巣外へ捨てており、ようやく3つ全ての巣内から擬卵がなくなりました。
2015/8/20 となりのミコトッキー  広報いずも(毎月20日発行)掲載のとなりのミコトッキー。第17回は「韓国のトキについて」
2015/8/19 AFペアの巣台取り外し   巣台の修理のためAFペアの巣台を取り外しました。AFペアは7月27日に擬卵3個を回収するまでは抱卵をしていました。
2015/8/18 ソデグロヅル 5月に出雲市内にソデグロヅルがいるという新聞記事がありましたが、それからずっと出雲市内にいるようです。袖黒の名のとおり羽を広げれば黒い部分もあるらしいのですが、観察している間は羽を広げてくれませんでした。
2015/8/18 アオダイショウ  ケージエリアで1匹のアオダイショウを見つけたので、捕まえて逃がしました。午後には、トキがいるケージの裏でもう1匹を見つけました。ふだん人が入らないところに捕獲に入るとトキを驚かすことになります。卵のない時期ですので様子を見ています。
2015/8/17 トキの絵2015  NPO法人日本中国朱鷺保護協会主催のトキの絵募集に出雲市内から475枚の応募があり、22点が優秀作品として決定しました。
左は日本中国朱鷺保護協会会長賞(最優秀賞)の出雲市立神戸川小学校1年藤原颯志さんの作品。
2015/7/21 巣立ち 566は7月18日に、567は7月19日にそれぞれ巣立ちました。566は7月21日には地上にも降りました。567は巣立ちと同時に地上に降りています。567は地上に降りたというよりも落ちたといった方が正しいかもしれません。いずれにしても、AFペアの2羽のヒナがAKペア、Nペアに自然育雛され、巣立ちました。 
写真は地上に降りた566です。
2015/7/17 となりのミコトッキー  広報いずも(毎月20日発行)掲載のとなりのミコトッキー。第16回は「中国のトキについて」
2015/7/17 トキの絵 出雲市立神戸川小学校の児童の皆さんが描いてくれたトキの絵471枚を石川県のNPO法人日本中国朱鷺保護協会トキの絵募集係へ送りました。
出雲市トキ学習コーナー学習棟ではこの作品をスライドショーでご覧いただけるようにしています。すばらしい作品をぜひご覧ください。
2015/7/13 暑いので水分をたっぷりと  本日も暑くて、ケージ内の最高気温は30℃を超えています。 11日午後のケージ内の最高気温は36.7℃を記録しています。
写真は水を飲むNペアのオス
2015/7/10 ヒナは31日齢と30日齢  AKペアが育てているヒナは31日齢。Nペアが育てているヒナは30日齢。2羽ともはばたく様子を見せてくれます。このまま無事育ってくれれば、あと10日程度で巣立ちます。
巣の中にいるのがNペアが育てている566/AF/15です。だいぶ大きくなりました。
2015/7/10    写真はAKペアが育てている567/AF/15 。羽が収まるべきところに収まらず、ぶらりと垂れ下がるエンゼルウイングが気になるところです。
2015/6/29 1羽だけの暮らし 538/AF/15は68日齢。多目的ケージ1で1羽で暮らしています。エサを食べるのも1羽、寝るのも1羽、羽をバタバタさせるのも1羽、誰の邪魔にもなりません。こうしてみるとペリカン目というのもうなずけるポーズ。幼鳥は羽の黄色や、羽の黒い部分もペリカンに似ている気がします。
2015/6/25 野生順化訓練開始  個体番号415/AF/13は放鳥番号228、
個体番号459/N/13は放鳥番号235として新しい足環を装着し、羽根に識別用の色を塗られて訓練を開始しました。
2015/6/24 第13回放鳥に向けて  平成27年6月25日から約3か月間新潟県佐渡島にある野生復帰ステーション順化ケージで19羽のトキが放鳥のための訓練を開始します。その中には出雲生まれのトキも2羽(415♀,459♀)含まれています。これまでの出雲生まれのトキの放鳥数は19羽です。
写真は平成26年8月19日撮影、出雲にいた頃の459/N/13
2015/6/23 538ペレットも食べる   1羽だけ多目的ケージで飼育している538は今日で62日齢。先週までは馬肉飼料とドジョウは食べるけどトキ用ペレットはほとんど食べませんでした。好き嫌いがあっては野生復帰に支障があるのでペレットも食べてほしいのです。そこで、馬肉飼料とペレットを混ぜたりした結果、ペレットだけでも食べるようになりました。ドジョウ100g、馬肉飼料100g、ペレット20g完食です。ケージに1羽だけしかいないので538が食べた量をほぼ正確に知ることが出来ます。
2015/6/19 となりのミコトッキー  広報いずも(毎月20日発行)掲載のとなりのミコトッキー。第15回は「自然ふ化が得意なトキについて」
2015/6/19 Nペアは9日齢のヒナを子育て中  今年生まれのトキは1羽目を人工育雛したため、4月30日以降出雲市トキ学習コーナーでヒナの姿をご覧いただけませんでした。
6月15日からNペア、AKペアが自然育雛を始めており、Nペアの子育ては順調に行けば7月中旬まで出雲市トキ学習コーナーでライブ映像をご覧いただけます。
(6月21日の落雷による機器トラブルのため、6月22日現在ライブ映像が見られない状態となっています。7月3日に普及しました。)
2015/6/18 曙光~出雲に舞う朱鷺~  6月6日新潟イオンモール南で行われた「朱鷺の歌音楽会」に島根県雲南市在住のエレクトーン奏者LiLica*(リリカ)さんが出演されました。
LiLica*さんのファーストミニアルバム「曙光(しょこう)~出雲に舞う朱鷺~」の縁で出演が決まったとのことです。
朱鷺の歌音楽会の様子についてはLiLica*オフィシャルホームページをご覧ください。
2015/6/15 人工ふ化したヒナ567を自然育雛へ  人工ふ化したAFペアの子567(6日齢、体重123.5g)を10:00にNペアの巣に入れました。今年のNペアは9個産卵しましたが、有精卵が確認できず、擬卵を含め64日間抱卵していました。AFペアの子ではありますが、待望のヒナを育て始めました。
2015/6/15 人工ふ化したヒナ566を自然育雛へ  人工ふ化したAFペアの子566(5日齢、体重170g)を9:55AFペアの巣に入れました。
親鳥は給餌したのですが、うまく受けられないので11:50AFペアの巣からは回収しました。
13:46AKペアの巣に566を入れました。今年のAKペアは9個産卵しましたが、有精卵が確認できず、擬卵を含め74日間抱卵していました。AKペアは昨年育雛出来ませんでしたので1年ぶりの育雛です。
2015/6/10 AF第2クラッチ第2卵ふ化 AFペアの第2クラッチ第2卵について8:11ふ化を確認しました。体重は48.0g
個体番号は567/AF/15です。
2015/6/9 AF第2クラッチ第1卵ふ化  AFペアの第2クラッチ第1卵について8:18ふ化を確認しました。体重は52.7g
個体番号は566/AF/15です。
2015/6/8 AF第2クラッチ第1卵の穴 AFペアの第2クラッチ第1卵(27日目)にハシウチが確認され、穴が開いてきました。
第2卵(25日目)、第3卵(22日目)も有精卵で、ふ卵器に入っています。
2015/6/5 第12回放鳥5羽とも飛立つ   新潟県佐渡島の野生復帰ステーションで本日から第12回放鳥が開始されました。3カ月過ごした順化ケージの扉が今日から解放され、飛び立つのを待ちます。出雲生まれの5羽は下記のとおりすべて飛立ちました。
7:06 放鳥番号210、219飛立
10:42放鳥番号209、216飛立
12:00放鳥番号207飛立
これで出雲生まれのトキの放鳥羽数は19羽となりました。
2015/6/4 538巣立ち  人工育雛をしていた538を多目的ケージに移動しました。人工芝から砂の広いケージへ移動です。池も大きく、止まり木もあります。1羽だけなので広々しています。
2015/6/1 538採血  人工育雛をしている538に個体識別のためのマイクロチップ挿入と性判別をするための血液採取を行いました。
2015/6/1 市役所市民ホールで展示  出雲市役所1階市民ホール東側(東側玄関付近)で出雲市トキ分散飼育センターの展示を行っています。今回の展示は第12回放鳥を控え、過去4回の放鳥をふり返った展示です。(6月22日で終了しました)
2015/5/28 神戸川小学校1年生  出雲市立神戸川小学校1年生が出雲市トキ学習コーナーを訪れてくれました。ショウジョウトキなどトキのなかまの鳥を観察したり、学習棟でトキの剥製を見たりしてトキの話をしました。地元の小学生なので既に来たことがある児童も多かったですが、熱心に話を聞いてくれました。
2015/5/25 第12回トキ放鳥開始日決定  第12回トキ放鳥が6月5日から開始されることが決まりました。今回の放鳥では19羽のトキが放鳥される予定で、その中には出雲市生まれの5羽が含まれています。 出雲市生まれのトキが放鳥されるのは今回で5回目。これまでに14羽のトキが放鳥されています。
写真は5月21日撮影の野生復帰ステーション順化ケージ。この中で訓練が行われ、入口が開けられて放鳥となります。
2015/5/20 となりのミコトッキー  広報いずも(毎月20日発行)掲載のとなりのミコトッキー。第14回は「野生下でペアになりやすいトキについて」
2015/5/18 AFペアの卵を採卵    5月17日18:06第2クラッチ第3卵が産卵されました。その第3卵を5月18日9:45採卵し、巣には擬卵を1個追加しました。巣には擬卵3個が入っています。
2015/5/15 AFペアの卵を採卵    AFペアの第2クラッチ第2卵が5月14日17:35に産卵されました。5月15日に採卵しました。今、ふ卵器に入っているのはAFペアの第2クラッチ卵2個です。
2015/5/13 AFペアの卵を採卵    AFペアの第2クラッチ第1卵を採卵したところ、ヒビが入っていました。巣には擬卵を入れ、親鳥は擬卵を抱卵しています。採卵した卵はふ卵器に入れました。
2015/5/12 AFペア第2クラッチ第1卵産卵    5月12日17:11AFペアの第2クラッチ第1卵が産卵されました。AFペアは第1クラッチで3つの卵を産卵し、3羽が自然ふ化しましたが、2羽が死亡し、残る1羽も人工育雛しています。4月30日に巣からヒナがいなくなり、入れた擬卵は抱卵していませんでした。
2015/5/7 538は人工育雛へ    保護していたヒナ538は15日齢となりました。AFペアの巣に入れて自然育雛を試みましたが、ヒナが親鳥から給餌を受けられませんでしたので再度保護し、人工育雛をすることにしました。
2015/4/30 538を保護   AFペアの巣に1羽いたヒナ538の様子がおかしいので保護しました。AFペアの巣には擬卵を入れましたが、擬卵を抱卵しませんでした。
2015/4/28 535の死亡    自然育雛中の535/AF/15(12日齢)を保護しましたが、15:34死亡を確認しました。AFペアの巣には538/AF/15(6日齢)を入れました。
2015/4/27 535の体重測定    自然育雛中の535/AF/15(11日齢)について、給餌量が少なかったので体重を測ったところ224gでした。自然育雛を継続して様子を見ます。
2015/4/27 534の死亡    4月26日出雲市トキ分散飼育センターで飼育中ヒナ(個体番号534)が死亡しました。死亡したヒナは4月15日にふ化したAFペアのヒナで死亡時は11日齢でした。体重159.7g、体長約20㎝でした。死亡原因は調査中です。鳥インフルエンザの簡易検査結果は陰性でした。
2015/4/24 3羽目のヒナを保護 24日13:28AFペアの3羽目のヒナ(538)を保護しました。親からの給餌回数が少ないためです。保護したときの体重は39.1gでした。
2015/4/24 佐渡の野生下でふ化    出雲市生まれのトキ放鳥番号134のヒナのふ化が確認されました。134は2年連続でヒナをふ化させました。134の他に、127、138、143、146、200の5羽が抱卵中です。
2015/4/22 Nペア第2クラッチ第4卵 22日18:51にNペアの第2クラッチ第4卵が産卵されました。それまでNペアの巣には擬卵が2個ありました。そこに本物の卵が産み足されたので、これを18:57に採卵しふ卵器へ保護しました
2015/4/22 3羽目のヒナ  4月22日18:00AFペアに3羽目のヒナがふ化しました。産卵後29日目でのふ化でした。3羽の日齢は8日齢、7日齢、1日齢です。
(写真は23日撮影)
2015/4/22 AKペア第9卵 22日17:00にAKペアの第9卵が産卵されました。それまでAKペアの巣には擬卵が3個ありました。そこに本物の卵が産み足されたので、これを17:12採卵しふ卵器へ保護しました。
2015/4/22 AKペアの抱卵  11時現在、AKペアは擬卵を3個抱卵していますが、オスもメスも抱きたくて2羽同時に抱卵する姿が見られました。別のペアでヒナを同時に抱く姿を観察したことはありましたが、(擬卵ですが)卵をそれぞれ2個と1個抱いています。巣台を大きいものに取り換えたのも影響しているかもしれません。
2015/4/20 となりのミコトッキー 広報いずも(毎月20日発行)掲載のとなりのミコトッキー。第13回は「自然繁殖と人工繁殖について」
2015/4/19 破卵その7 Nペアは3個を抱卵していましたが、6:17に1個破卵したため、9:18残り2個を採卵しふ卵器へ保護しました。巣には擬卵2個を入れ、Nペアは擬卵を抱卵しています。 
2015/4/19 AKペア第8卵  AKペアは第6卵、第7卵を採卵し、擬卵を2個抱卵していましたが、17:18第8卵を産卵したため、第8卵を採卵し、ふ卵器へ保護しました。巣には追加で1つ擬卵を入れ、3個の擬卵を抱卵しています。 
2015/4/17 1日齢と2日齢   AFペアのヒナは1日齢と2日齢で、どちらも親鳥からエサをもらっています。巣の中にはもう1つ卵があります。
2015/4/17 Nペア第2クラッチ第3卵  Nペアは4月16日17:57第2クラッチ第3卵を産卵し、3つの卵を抱卵しています。
2015/4/17 AKペア第7卵を採卵  AKペアは4月16日18:39に第7卵を産卵しましたが、破卵を避けるため同日18:44採卵し、ふ卵器へ保護しました。巣には擬卵を2個入れています。
 ふ卵器にはAKペアの卵が2つ入っています。不明卵1個については、発生の見込みがないためふ卵器から出しました。
2015/4/16 ふ化2羽目  8:56今年2羽目のヒナがふ化しました。ふ化したのはAFペアの第2卵です。AFペアは2羽のヒナと1個の卵を抱いています。昨日産まれたヒナに対して親鳥からの給餌も確認されました。
写真は昨日ふ化した534に給餌しているところ。2羽目のヒナはその隣で寝ていて、巣には卵がもう1つある。
2015/4/15 今年初めてのふ化 16:15出雲市トキ分散飼育センターで今年初めてのヒナがふ化しました。飼育番号は534/AF/15です。
写真は左がオス、右がメスで両親がくちばしでヒナの羽づくろいをしている様子です。AFペアの巣には卵がもう2個あります。
2015/4/15 千羽トキ  佐渡市ご出身で出雲市在住の方がお作りになった千羽トキをいただきました。色とりどりの折り紙で折られたトキは特徴である冠羽をハサミを使って表現してあります。出雲市トキ学習コーナーで展示させていただきます。ありがとうございました。
2015/4/15 Nペアの第2クラッチ第2卵 Nペアの第2クラッチ第2卵が4月14日17:55に産まれました。Nペアは2卵を抱卵中です。
2015/4/13 Nペア第2クラッチ Nペアの第2クラッチが始まりました。4月12日18:55以降に産卵し、抱卵中です。
  出雲市トキ学習コーナーポスター 出雲市トキ学習コーナーのポスターを作成しました。
2015/4/12 AK第6卵は採卵 AKペアは破卵が続いているため、4月11日18:32に産卵された第6卵は4月12日9:27に採卵し、ふ卵器へ入れました。
2015/4/9 破卵その6 AKペアの第5卵が4月9日18:12に産卵されましたが、18:28には破卵しました。
写真はAKペアのオスが卵をくわえるところ。4月6日に新しい巣台に替えた。巣台の大きさが少し大きくなっているのが分かる。
2015/4/7 放鳥番号196が産卵  関東地方環境事務所の4月7日の発表によると、4月7日放鳥番号196が抱卵していることが確認されました。放鳥番号196は2012年に出雲で生まれたトキで3才のメスです。出雲生まれのトキは11羽中6羽がペアとなっています。
写真は2013年3月10日撮影の放鳥番号196(366/AF/12)
2015/4/6 AKペアの第4卵を採卵  AKペアは第4卵を1個だけ抱卵していましたが、4月4日から卵が巣に埋まり、抱卵されていない状態となっていました。この卵を採卵し、ふ卵器に入れました。有精か無精かは不明です。
AKペア第4卵は産卵後約2日半で巣の中に埋もれてしまいました。卵が巣にはまり込むのを防ぐため巣台を新しいものに交換しました。 
写真は抱卵しているように見えるが、卵は巣台にはさまっていて、腹の下に卵はない。
2015/4/2 放鳥番号200が産卵  関東地方環境事務所の4月3日の発表によると、4月2日放鳥番号200が抱卵していることが確認されました。放鳥番号200は2012年に出雲で生まれたトキで3才のメスです。出雲生まれのトキは11羽中5羽がペアとなっています。
写真は2014年9月30日撮影、放鳥から3日後の様子(環境省提供)
2015/4/2 Nペアの残り2卵採卵 Nペアは平成24年、25年と破卵で卵を失うことが続いているため、採卵しふ卵器で保護し、ふ化前に巣に戻す試みを行うことにしました。Nペアの2個の卵を11:31に採卵し、検卵したところ、2個とも無精卵でした。採卵時に入れた擬卵を回収し、第2クラッチを待ちます。
2015/4/2 AKペアが第4卵を産卵  昨日巣から卵がなくなったAKペアですが、同日18:31に第4卵を産卵しました。1個の卵を抱卵しています。
今年のAKペアは
第1卵は産卵後19分後に破卵。
第2卵は産卵後約12時間後に破卵。
第3卵は産卵後6日後に破卵。
第4卵はどうなるでしょうか。
2015/4/1 破卵その5  AKペアの第3卵が破卵しました。AKペアの巣からはまた卵がなくなりました。
写真は卵殻を捨てるところ。
2015/3/30 佐渡市の野生下で出雲市生まれのトキがペアとなり産卵  環境省関東地方環境事務所の3月27日の発表によると、3月19日に営巣を確認していた放鳥番号137と194のペアに3月27日抱卵が確認されました。野生下で出雲生まれトキがペアとなるのは3年連続で、平成26年には初めてふ化、巣立ちをしました。出雲市生まれのトキ同士がペアとなったのは初めてのことです。
左の写真は平成27年2月26日撮影の放鳥番号137(環境省提供)
2015/3/27 AKペア第3卵は抱卵中  AKペアの第3卵が3月26日18:28に産卵されました。第1卵は産卵直後18:38には卵殻を捨てる姿が確認され、第2卵は翌朝6:58には卵殻を捨てる姿が確認されましたが、第3卵は11:00現在抱卵中です。
  破卵その4 11:12Nペアが抱卵していた3卵の内1個が破卵しました。Nペアは2個の卵を抱卵中です。
2015/3/25 AFペア第3卵 AFペアは3月24日18:02に第3卵を産卵。3個の卵を抱卵中。
  Nペア第4卵 Nペアは3月24日日没後に第4卵を産卵。3個の卵を抱卵中。(1個は破卵)
2014/3/24 破卵その2、その3  3月23日日没後にAKペアが第2卵を産卵しましたが、24日6:58には卵殻を巣外へ捨てる行動が確認されました。現在AKペアの巣には卵はありません。
Nペアは3個の卵を抱卵していましたが、24日9:14卵が1個割れてしまい、卵殻を巣外へ捨てました。Nペアは2個の卵を抱卵中です。
左写真はNペアの破卵
    左写真はAKペアの巣内にある卵殻
2015/3/23 破卵 3月21日18:19にAKペアが産卵しましたが、21日18:38には卵殻を捨てる姿を確認しました。今日現在AKペアの巣には卵がありません。Nペアは22日18:18に第3卵を産卵、3個の卵を抱卵中です。AFペアは2個のままです。
2015/3/20 AF、Nペアに第2卵確認  AFペアとNペアの巣の卵がそれぞれ2個になりました。産卵日時は27年繁殖期のページをご覧ください。 
左の写真はAFペア
  となりのミコトッキー 広報いずも(毎月20日発行)掲載のとなりのミコトッキー。第12回は「トキの羽の色の変化について」
2015/3/19 YouTube公式チャンネル  2014年8月に出雲ケーブルビジョンとひらたCATVで放送された21世紀市政のひろば「出雲市のトキ分散飼育について」がYouTubeでご覧いただけるようになりました。
2015/3/18 初産卵  18日朝、AFペアとNペアの巣に卵が1つずつあるのを確認しました。出雲市トキ分散飼育センターでは今期初の産卵確認です。産卵時間はそれぞれAFペア17日17:59、Nペア18:10でした。卵は親鳥に抱卵されています。
AKペアはまだ産卵していません。
左の写真はAFペアのオスと卵です。
    左の写真はNペアのオスと卵
2015/3/15 野生下で営巣確認 今期最初に野生下で営巣が確認されたのは多摩動物公園生まれの6才オス(放鳥番号86)と出雲生まれの4才メス(134)でした。このペアは2014年からペアとなり、2014年は1羽巣立たせた実績があります。
写真は環境省提供。左側巣の中にいるのが134、右側にいるのが86です。
2015/3/5 放鳥訓練開始    新潟県佐渡市で放鳥訓練が始まりました。今回放鳥訓練を行う19羽は全て自然育雛で育ったトキで、訓練するすべての個体が自然育雛なのは今回が初めてだそうです。出雲市生まれの5羽中4羽は自然ふ化自然育雛の個体で、460だけは人工ふ化自然育雛個体です。
2015/3/3 市役所市民ホールで展示  出雲市役所1階市民ホール(東側玄関付近)で出雲市トキ分散飼育センターの紹介展示をしています。期間は4月30日まで。
2015/3/2 スタンプラリー  中海・宍道湖・大山圏域市長会が行うだんだんパスポートスタンプラリーが3月1日から始まりました。スタンプ3個でオリジナル手ぬぐいが参加賞としてもらえるそうです。出雲市トキ学習コーナーにもスタンプが設置してあるので、ぜひお立ち寄りください。

期間:2015年3月1日~2016年2月29日
スタンプ設置個所:44カ所
(内出雲市内に9カ所)
2015/2/26 第12回放鳥に向けて  第12回トキ放鳥に向けて19羽のトキが3月5日から約3か月間の訓練を開始します。この中に出雲生まれの5羽のトキが含まれます。
なお、AKペアの子が放鳥されるのは初めてです。左の写真はAKペア。
2015/2/25 草をケージの中へ 3つのケージ全てに草を入れました。飼育員がトキの巣材として使ってもらうために採ってきたスズメノカタビラです。トキが小枝を使って巣を作り、その上で抱卵、子育てを行うのですが、小枝の上には卵やヒナをやさしく包み込む草が小枝の上に敷き詰められます。
2015/2/24 擬交尾  出雲市で飼育している3ペア全てで擬交尾を確認しました。写真はAFペアの今日の擬交尾です。

今繁殖期初擬交尾確認日
AFペア2014年12月29日
AKペア2015年1月21日
Nペア2015年2月24日
       
2015/2/20 となりのミコトッキー   広報いずも(毎月20日発行)掲載のとなりのミコトッキー。第11回は「トキとツルの違いについて」
2015/1/22 出雲の地域づくりフォーラム  日時:平成27年1月31日(土)14:00~16:30
場所:出雲市役所くにびき大ホール
講師:豊岡市長中貝宗治先生
日本野鳥の会理事長佐藤仁志先生
参加無料、事前申込制
主催:出雲市、出雲河川事務所
詳しくは出雲河川事務所のホームページをご覧ください。
  野生鳥獣救護講習会 日時:平成27年2月3日 (火)13:30~15:30
場所:ニューウェルシティー出雲
講師:島根県農林水産部鳥獣対策課木村仁先生
NPO法人どうぶつたちの病院沖縄理事長長嶺隆先生
入場無料、どなたでも入場できます。
主催:公益社団法人島根県獣医師会等
詳しくは島根県獣医師会のホームページでご覧ください。
2015/1/21 縁結び人生ゲーム  今週末に出雲大社の神門通りで開催される「縁結び人生ゲーム」。チラシの右上に描かれているのはトキのように見えます。
チラシは神門通りおもてなし協同組合のホームページでご覧ください。
2015/1/20  となりのミコトッキー 広報いずも(毎月20日発行)掲載のとなりのミコトッキー。第10回は「トキとサギの違いについて」
2015/1/17 だんだんと色づくトキ   Nペア(左メス11才、右オス13才)
首のあたりから黒くなっているのがよく分かります。
    AFペア(左オス8才、右メス6才)
メスの方が濃い黒でしょうか。水浴び後だと色ははっきりと見えます。
    AKペア(左メス5才、左オス7才)
まだ黒くなっていません。
2015/1/12  繁殖羽 繁殖期には羽を黒く染めるトキ。出雲で一番黒くなっているのは写真のAFペアです。特に右のメスは黒さが目立ちます。次いでNペアも少し黒くなってきています。AKペアは今のところ羽の色に変化は見られません。
2015/1/6 NOSAI出雲広域にトキ学習コーナー掲載  NOSAI出雲広域の広報誌で出雲市トキ学習コーナーを取り上げていただきました。
2015/1/5 トキの年齢 1月1日でトキが年齢を1つ重ねました。
出雲で飼育するトキの最高齢は13才になったNペアのオス。最年少は5才になったAKペアのメス(写真左側・青い足環)です。
2015/1/1 ケージに枝を入れました  巣作りの材料となる小枝を各ペアのケージに入れました。巣らしい形が出来上がるのは産卵前後なので3月中旬以降です。しかし野生下ではいつでも枝がある状況なので、ケージの中でもトキが枝を運びたい欲求を満たすべく、例年より早く枝を入れる試みを行っています。エサ台と池の間にあるのが今回入れた枝。エサ代の手前にあるのが枯草。奥の止まり木の下にあるのは卵が落ちたトキのためのクッションとしてワラを麻袋に入れて置いています。