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市内小中高校生を対象とした「生活についてのアンケート調査」(ヤングケアラー実態調査)の結果について
本来大人が担うべき家事や家族の世話等を日常的に行うことで学校生活や学習に支障をきたしている「ヤングケアラー」が、子ども自身の権利が守られていないとして、近年、社会的に大きく注目されています。
このような背景があるなか、出雲市におけるヤングケアラーの実態や課題を把握し、今後の支援策の基礎資料とするとともに、児童生徒に対し、ヤングケアラーの正しい知識や相談窓口を知ってもらうことを目的として、アンケート調査を実施しましたので、その結果をお知らせします。
※ヤングケアラーとは
「ヤングケアラー」とは、本来大人が担うと想定されている家事や家族の世話などを日常的に行っているこどものこと。責任や負担の重さにより、学業や友人関係などに影響が出てしまうことがあります。
※こども家庭庁ホームページより引用
1.調査対象及び回答状況
市内の学校に通う小学6年生、中学2年生、高校2年生
調査対象者 |
調査対象者数 |
有効回答数 |
回答率 |
小学6年生 |
1,557人 |
1,267人 |
81.4% |
中学2年生 |
1,502人 |
963人 |
64.1% |
高校2年生 |
1,522人 |
855人 |
56.2% |
合計 |
4,581人 |
3,085人 |
67.3% |
2.調査内容
国が実施したヤングケアラーの実態に関する調査※に準じた内容(小学6年生:19問 中学2年生:21問 高校2年生:22問)
※「令和3年度子ども・子育て支援推進調査研究事業 ヤングケアラーの実態に関する調査研究」、「令和2年度子ども・子育て支援推進調査研究事業 ヤングケアラーの実態に関する調査研究」
3.調査方法
各学校を通じ、児童生徒に依頼文(調査フォームの二次元コード等記載)を配布し、児童生徒用のタブレット等で回答(回答は任意)
4.調査期間
令和5年9月11日(月)~10月11日(水)
5.調査結果報告書等
■出雲市ヤングケアラー実態調査調査報告書 概要版(PDF/983KB)
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