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誰も自死に追い込まれることのない出雲市をめざして【健康増進課】


 出雲市の自死者数は減ってきましたが、依然としてかけがえのない命が自死によって失われています。自死は、個人の意思や選択の結果ではなく、その多くは心身の健康問題や経済的な問題、人間関係の悪化などにより、追い込まれた末の死と言われています。
 また、自死に追い込まれるという危機は、誰にでも起こる可能性があります。自分や、周囲の人の心の不調に気づいたら、早めに相談しましょう。
 
 ●周りの人の様子が「いつもと違う」と気づいたら、
 ●「どうしたの?」「疲れてない?」と声をかけ、
 ●その人の話をよく聞いてください。あなたの気づきと声かけで救われる人がいます。
 ●もし、あなた自身が悩んでいたら、一人で抱え込まず、相談しましょう
 

ページ下部ダウンロードから、ストレスチェックや身近にいる方の対応の仕方、相談先のチラシをダウンロードすることができます。

日本の自死の現状・背景等

  • 日本の自死者数は近年減少傾向にありますが、毎年2万人を超えており、深刻な社会問題となっています。また、自死未遂者はその10倍とも言われており、毎年20万人以上の人が自ら命を絶とうとしていると考えられます。
  • さらに、ひとりの自死によって、周囲の5~6人が深刻な心理的影響を受けると言われており、毎年約10万人以上の人が自死の問題で悩んでいる現状があることがうかがえます。
  • 自死の背景には、様々な要因があります。心身の疾患など健康問題を理由としたものや、多重債務など経済的な問題が原因にあるもの、過重な労働環境による過労や人間関係、家庭内での問題などがひとつではなく複数が絡まりあっています。
  • 自死は、個人の意思や選択の結果ではなく、上記の複数の問題により、精神的に追い詰められた末の死であり、社会的な問題です。

出雲市の自死の現状

  • 市においても、自死者数は近年減少傾向にありますが、年間20人以上の方が自死により命を落としています。
  • 出雲市では60歳以上の男性の自死が多く、つづいて働き盛りである20歳代から50歳代の男性の自死が多くなっています。女性では、60歳以上の方が多いという現状があります。また、男性は女性の2倍~3倍多い状況です。

しまね分かち合いの会・虹 ~自死遺族のつどい~

大切な人を自死で突然失う衝撃・誰にも話せなかったその辛さなどを語り合うつどいです。悲痛を遺族だけで分かち合っています。
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