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「出雲市手話の普及の推進に関する条例」を施行しました。 ~手話によるふれあいの輪の広がりをめざして~
島根県内の自治体で初となる手話言語条例「出雲市手話の普及の推進に関する条例」を平成29年9月28日に施行しました。
市では、この条例に基づき、手話への理解の促進と手話の普及の推進を図り、手話による意思疎通を円滑に行うことのできる環境づくりに取り組みます。
ご存知ですか? 「手話は言語」です。
手話は、手指の動きや表情などを使って伝えたいことを視覚的に表現するもので、
手話により意思疎通を行う聴覚障がい者にとって、必要な「言語」です。
「言語」である手話により意思疎通を図る権利が尊重され、手話による意思疎通を
円滑に行うことのできる環境を整備することが必要です。
手話への理解を深めることから始めましょう。
手話の普及のためには、「手話に触れる」「手話を学ぶ」「手話を使用する」機会
を増やすことで、市民の皆さまに、手話への理解を深めるとともに手話への関心を高
めていただくことが必要です。
市民のみなさまへのお願い
手話への理解が深まることにより、手話が使いやすい環境が整い、手話による意思
疎通の円滑化が図られ、誰もが安心して暮らすことのできる地域社会の実現につながります。
市民のみなさまのご理解とご協力をお願いいたします。
手話の普及にむけて実施する施策
市は、条例に基づき、次の施策を実施し、手話の普及に取り組みます。
- 手話に触れる機会の拡大
- 手話を学ぶ機会の確保
- 手話による情報発信及び情報取得の機会の拡大
- 手話による意思疎通の支援の充実
- 手話通訳者等の育成及び確保
みんなで簡単な手話を覚えましょう。
〔ありがとう〕
片方の手の平を下に向け、手の甲に反対の手をあてる。
甲にあてた手を引き上げ、拝むようにする。
〔大丈夫ですか〕(大丈夫+尋ねる)
指先を左胸から右胸へ順番にあてる。
手の平を上に向け、前に差し出す。