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広報いずも第168号(2013年3月号)

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原発事故を想定し、「原子力防災訓練」実施

 島根原子力発電所(松江市鹿島町)から半径30km圏内にある山陰両県の6市や地域住民、自衛隊、警察、消防等合同による初の「原子力防災訓練」を1月26日に行いました。出雲市からは、平田地域の伊野・東地区から98人の市民が参加して避難訓練を実施しました。

 避難訓練では、伊野・東地区の訓練参加市民が発電所で事故発生の一報を受け、各地の一時集結所に集合した後、順次、30km圏外の避難所である「大社文化プレイスうらら館」にバスで移動しました。避難所に到着後は、被爆の程度を調べるスクリーニング検査(放射線量検査/表面汚染検査)を受け、避難所に入り、自衛隊から豚汁の炊き出しを受けました。また、出雲市消防本部が、密閉された除染テントで体を洗い流す、除染作業の模擬実演や原子力安全基盤機構による学習会も行いました。

 この日の訓練は、うらら館への住民避難措置等訓練、広報活動訓練、要援護者やその支援者を対象とした災害時要援護者避難情報伝達訓練、伊野小学校の保護者も参加した学校等避難情報伝達訓練、初動対応訓練、避難所運営訓練等を実施しました。

 県・市では、今後、この訓練を参考に、より実態に即した避難計画を作成していきます。

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