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市政提案(夏休み中の児童生徒の状況に思いを寄せて!)                   

受付日

令和7年(2025)

7月31

回答日

令和7年(2025)

8月19日

担当課

福祉推進課

意見の内容 困窮家庭の子どもたちの現状

〇夏休みに3食取れない子どもたちが多数いる
〇親が帰宅するまで子どもだけで家で過ごしている多数の子どもたち
〇子ども食堂だけでは甚だ不足(運営している人たちには頭が下がる)

 ボランティアの人たちに頼るのでなく、市が主体的・積極的に関与し、困窮家庭を支えることが不可欠。
 そのためには、特に夏休み中はコミセンの一室を小中学生に開放し、勉強をしたり、友だちと話をしたりできる場にする。また、飲み物・パン・バナナなどを用意することも求められる。夏休み中の特に困窮家庭の児童生徒の状況に思いを寄せていただきたい。

回答の内容

  夏休みの子どもの居場所については、地域や民間では、既に街部のコミュニティセンターを中心に、子どもたちの居場所、学習の場を提供されています。
   一方で、子どもの見守りに係る人材確保等が難しい地域もあり、課題もあると認識しています。
   市としては、保護者が就労等で家庭にいない小学生を対象に、夏休み期間中も遊びや生活の場として各地区で児童クラブを開設しています。また、児童扶養手当受給世帯・住民税非課税世帯等の中学生に対しては、学習支援や生活習慣の習得・定着を図るため、学習塾での個別指導を週1回受講することがきる場を無料で提供しているところです。
   なお、食事の提供の場としては、現在、市内では、地域住民・団体が主体となって開設・運営する子ども食堂が少なくとも38か所あります。市としては、子ども食堂の開設や運営に対して補助金を交付して活動を支援しています。
   また、出雲市社会福祉協議会では、毎年8月、12月にフードドライブを行っており、本年8月1日、2日には、約170世帯のひとり親家庭に食料等の配布をされました。市では、フードドライブについて、職員の家庭にある食品や日用品等の提供を呼びかけて社会福祉協議会に寄付を行い、この取組に協力しています。
   これ以外にも、夏休みに関わらず、市内では各種民間団体において子どもたちの多様な課題に対応する様々な居場所が設けられています。現在、こうした民間団体の実態把握等を進めているところであり、民間団体と市がどのように連携・協働していくのかを検討し、子どもたちの居場所づくり等を進めていくことが必要と考えています。

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