市政提案(「出雲の豊かな自然」について）      

令和6年(2024）

１月１０日

令和６年(202４）

１月２５日

環境政策課

文化スポーツ課

　 元日の地元テレビ局の市長対談番組において、飯塚市長は、「出雲の豊かな自然を次世代に残す」と話されました。それは大変良いこと必要なことだと思います。しかし、そもそも「出雲の豊かな自然」とは何なのかを考えました。昔の出雲の田園風景は、ゆったりした良い風景を形成していました。今では、田んぼは、次々に宅地化され、昔とは全く異なる風景になってしまいました。
   一方、出雲の風景・景観に欠かすことができないのは、北山だと思います。北山を望む風景は、まさにふるさと出雲の風景です。この風景もマンション等高層の建物が増加し、ふるさと出雲の風景を損ねています。

　　また、景観形成地域に新体育館が建設されており、景観形成基準の高さを超える建物です。市自らが景観形成基準に反する建築物を計画したのは極めて遺憾です。では、飯塚市長が「出雲の豊かな自然を次世代に残す」と言われた、出雲の豊かな自然とは何なのでしょうか。

　 出雲市は、中心部に平野が広がり、斐伊川・神戸川という大きな河川が流れ、島根半島や中国山地を望み、100kmを超える海岸線や宍道湖・神西湖を有しています。
これら、海・山・大地の恵みが「出雲の豊かな自然」であり、特色のある出雲の自然を次世代に残していきたいと考えています。
　なお、新体育館については、令和４年４月２１日付でのご意見に対し回答したとおりです。