ここから本文です。
市政提案(熱中症対策について)
受付日 |
令和5年(2023) 8月3日 |
回答日 |
令和5年(2023) 8月15日 |
担当課 |
文化スポーツ課 |
|
意見の内容 | 熱中症警戒アラート発表時の予防行動として、「外出は出来るだけ控え暑さを避ける・外での運動は原則中止/延期」とありますが、毎週のようにスポーツ少年団の野球やサッカーなど屋外スポーツの試合が予定通り催行されています。直射日光の下で激しい運動をすれば体感温度はより高くなり、実際に毎回チームの誰かが必ず具合が悪くなっています。他県では部活動中の熱中症で生徒が亡くなりました。以前コロナ感染拡大防止として一斉に試合や練習が中止になりましたが、高温下での運動はもっとリスクが大きく、まんべんなく参加者全員の命に係わることです。子供たちのために試合を開催したいと言う熱意もわかりますが、行事を予定通り催行する事よりも、子供の命を守ることが最優先ではないでしょうか。市で独自のガイドラインを設け、「アラートが発令された場合は全ての屋外の試合を中止・延期」と言う規則を検討すべきだと思います。 | |||||
回答の内容 |
「熱中症警戒アラートが発令された場合は全ての屋外の試合を中止・延期」を定めたガイドラインの制定を検討すべきとのご提案をいただきました。 厳しい暑さが続いている中、全国的にも児童生徒の熱中症による事故の発生について報道されております。この様ななか、本市ではスポーツ少年団また学校部活動における熱中症事故防止について、生命及び健康を最優先とした対応を求める通知や国が定めたガイドライン等を関係団体に改めて周知し、適切な対応を求めているところです。 また、各競技においては、中央競技団体により、熱中症対策のガイドラインが定められており、試合や大会の実施時の規制について、細かな指針が示されているところです。 それぞれ競技の特性、試合の実施地域の天候、気温や時間帯など様々であることから、試合の主催者に対して、熱中症警戒アラートの発令のみを事由として、一律に中止・延期をもとめる本市独自にガイドラインを設定することは難しいと考えています。引き続き、関係者に対しては、国の定めた熱中症対策ガイドライン、中央競技団体が示している競技ごとのガイドラインに沿って、生命及び健康を最優先とした取組、当日の試合時間や場所に合わせた適切な対応がなされるよう周知、啓発に努めてまいります。 |