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市政提案(健康保険証をマイナンバーに紐づけることについて)   

受付日

令和5年(2023)

5月1日

回答日

令和5年(2023)

5月16日

担当課

医療介護連携課

保険年金課

意見の内容  健康保険証とマイナンバーを紐づける意味・目的が分かりません。例えば開業医では、マイナンバーカードを読み取る機器(カードリーダー)を設置していない医院が多いのが現状です。ある病院では、マイナカードでなく健康保険証の提示を求められます。これはどういうことでしょうか。
 また、開業医においては電子カルテ化されていない医院が多く、医療、情報のネットワーク化が進んでいません。行政と医療機関の対応がマッチしていません。
1.マイナカードリーダーを設置している開業医は何パーセントですか。
2.電子カルテ化している開業医は何パーセントですか。
3.マイナカードの取得を促し、健康保険証を廃止しようとする理由は何ですか。医療機関等の現状をふまえ、市長の所見を伺います。
回答の内容

   国としては、健康保険証は、令和6年秋の廃止を目指すこととしており、今後、マイナンバーカードの取得と健康保険証の利用登録をお願いしているところですが、現在は、従来どおり健康保険証でも受診できることとなっております。
 各医療機関においては、このような背景や実情を踏まえ、ご対応いただいているところです。
  また、その他の1.~3.のご意見について、以下のとおりお答えさせていただきます。
  1.のマイナカードリーダーを設置している開業医の割合についてですが、市では把握しておりませんが、厚生労働省のホームページにて、病院、一般診療所、歯科診療所、薬局を合計したオンライン資格確認システムの導入状況が公表されており、「市区郡町村別の導入状況(2023年3月31日)」によると、出雲市の顔認証付きカードリーダーの申込率は94.2%、運用開始率は65.0%となっております。
 2.の電子カルテ化している開業医の割合についてですが、市では把握しておりませんが、e-Stat(電子政府の総合窓口)のホームページにて公表されている厚生労働省が実施した令和2年医療施設(静態・動態)調査の結果によると、令和2年10月1日現在の出雲市内の病院及び一般診療所のうち、全体又は一部で診療録を電子化している病院及び一般診療所の割合は、57.5%となっております。
  3.のマイナンバーカードの取得の促進と健康保険証の廃止の理由ですが、国は、マイナンバーカードで医療機関を受診することで、健康・医療に関する多くのデータに基づいた、安全・安心で、より良い医療を受けることが可能となる利点があるとしており、マイナンバーカードの取得を促進し、健康保険証の廃止を目指しています。
なお、医療機関・薬局については、令和5年4月からオンライン資格確認の導入が原則義務化されており、更なる導入の加速を図っています。

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