市政提案（出雲市自治会等応援条例の事例の公表について）

　私の地区では、長年続いた自治会が地区の自治協議会から２年前脱退しました。４０戸程度で構成される自治会だったと考えます。
　出雲市で制定されたこの条例は、機能しているのでしょうか。
　第９条には、積極的に広報活動・啓発活動を行うと定められていますが、近年どのような活動が実施されたのか具体的に公表をお願いします。
 

　市では、平成２７年に「交流と支えあいで絆を育み、感動と笑顔が生まれる豊かな地域コミュニティ」の実現をめざし、出雲市自治会等応援条例を制定しました。
　この条例の中で、地域住民、自治会等、事業者、住宅関連事業者の役割、議会及び市の責務を明らかにし、それぞれの立場で自治会活性化に向けた取組を進めることとしています。
　市では、これまで自治会等への理解や関心を深めるための広報活動や啓発活動を中心に取り組んできましたが、自治会加入率は年々低下しており、近年は、高齢により役員が担えない等の理由による自治会脱退も増加しています。
　このため、令和３年度からは、これまでの加入する側のアプローチに加え、自治協会等の体制や運営方法の見直しなど、受け入れ側に視点を置いた取組として、専門家からの指導・助言を受けながら、住民ニーズに応えられる持続可能な自治会づくりに取り組んでいます。
　これまでの市における主な取組内容については、別紙のとおりですのでお知らせします。