市政提案（本市の消費支出金額が市外に流出していることについて）

　今９月議会一般質問において、湯淺啓史議員が「消費を外に出さないことが大事だ」という主旨の発言がありました。
　答弁を求めたものではありませんでしたが、これについて次のとおり確認します。

１．２０１８年において、本市の消費支出額のうち３０２億円が市外に流出しているというのは本当ですか。どのような統計情報ですか。

２．私は本市に多数の大手小売業などが進出し、市内の消費需要の多くを、これらの企業が吸収し、売上高を本社に移転しているからではないかと推察します。本市経済の好循環のためには、この市外流出を止めないといけないと考えますが、市はどのように考えられているのでしょうか。
 

１について
　国が管理運営している「ＲＥＳＡＳ地域経済分析システム（ホームページ）」にある２０１８年の出雲市の地域経済循環図の支出の部に本市の民間消費額３，９９４億円（市民だけでなく、企業等を含む）のうち、３０２億円が市外に流出していると記載されています。詳しくは、このホームページをご覧ください。

２について
　市内の大手小売業での消費については、市外での消費ではなく、市内での民間消費額３，６９２億円の中に含まれています。
　市として、本市経済の好循環のために、地元で生産・加工された産品や製品等について、地元での消費や企業等での受発注等により、市内での資金循環が促進するよう、啓発活動に努めていきたいと考えています。