市政提案（下水道への未接続について）

　本市の下水道の接続率が８８．８％となっていますが、約５，４００世帯が下水道へ接続されていません。この原因は何なのでしょうか。
　下水道へ接続しようとすると工事を行うことが必要ですが、台所・洗面所・浴室の改修も必要となり、相当の金額がかかります。
　この負担は、世帯によってはかなり重い負担です。それを軽減する対策がなければ、接続が進まないと思います。
　それは仕方ないことでしょうか。
 

　下水道が未接続である世帯に対しては、個別訪問などを通して接続のお願いをしているところです。
　未接続である理由としては、経済的な理由や高齢世帯であり後継者がいないため接続をためらっているなどのお話しを伺っています。
　市においては、特に工事費用を負担することが困難である場合には、市が指定する金融機関を通じて資金の融資あっせんを行う制度（水洗便所改造資金融資あっせん制度）を紹介するなど、個別の事情を踏まえながら接続のお願いを行っています。
　下水道は市民の皆さまの生活の利便性向上や生活環境の改善をはじめ、河川や海の水質保全などの役割を担う必要なものであることを、引き続き説明のうえご理解をいただくよう努めていきます。