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トキの放鳥候補地に出雲市が選定されました

出雲市で飼育しているトキ
国内希少野生動植物種で特別天然記念物であるトキについて、本州での放鳥候補地として環境省が全国から公募していた「トキの野生復帰を目指す里地」に、
8月5日、出雲市が選定されました。

出雲市の他には石川県の能登地域(1県9市町)が選定されています。


トキはかつて、日本中に生息していた日本を代表する鳥でしたが、乱獲や開発などの影響で急速に数を減らし、日本産のトキは絶滅してしまいました。
その後、中国から提供されたトキを繁殖させ、順調に個体数が回復し、2008年からは新潟県佐渡市で放鳥が始まりましたが、野生定着の範囲は佐渡市に限られているのが現状です。
そこで、環境省は本州でのトキの野生定着を目指し、「トキの野生復帰を目指す里地」を公募することとなったのです。
今後は、2030~2035年ごろまでの本州でトキの野生定着を目指して、出雲市と石川県が、環境省と連携してトキの野生復帰に向けた取組を進めていくことになります。

出雲市でトキが放鳥され、美しいトキが出雲の空を自由に舞う日が来ることは、もはや絵空事ではなく、現実になりつつあります。
出雲市は、トキの野生復帰の実現を目指し、トキをシンボルとした環境にやさしいまちづくりの取り組みを引き続き推進していきます。
 
トキの若鳥
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