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市政提案(小中学校の教育環境整備の私費負担について)

受付日 令和4年(2022)
6月22日
回答日 令和4年(2022)
7月5日
担当課 教育政策課
 意見の内容


 小中学校には、PTA特別会計、教育振興費会計などの名称の私費会計があります。そして、地域住民に寄附を依頼されているのが通例です。
 その私費が、清掃用品や教育備品の購入・修理、あるいは「学校要覧」の印刷代など、さまざまな経費に充てられています。

1.そもそも、市予算の中で、教育費が少なすぎるため、小中学校への予算配分が少ないのが原因だと思います。市教育委員会は、この現状をどう考えていますか。
2.「学校要覧」印刷代や新聞代までも私費で支出されている現状は是正しないといけないのではありませんか。
3.部活動は学校教育ではないとされており、その活動に要する経費は、私費で負担すべきだということです。しかし、そのためにPTA会員会費よりも多い額が地域住民の寄附金に依存しているのは、基本的に問題です。市教育委員会はそのことを承知されていると思いますが、なぜ放置されているのですか。
 

 回答の内容


 いただきましたご意見につきましては、出雲市教育委員会へ申し伝えました。
 教育委員会からは、次のとおり報告がありました。

 学校設置者として実施すべき教育活動や管理運営に関する経費につきましては、行政が公費により負担すべきであり、必要な予算を措置していると考えています。
 一方、学校では、教育課程に関する教育活動以外にさまざまな活動があります。従来から、各学校単位で教育後援会、興学会、奨学会等の名称の学校に対する支援組織によって、校区内の皆さまの「次代を担う子どもたちのためにより良い教育環境を」との思いから、支援をいただいており、教育委員会といたしましても、大変感謝しているところです。
 学校によって異なりますが、これらの組織から支援いただいている内容は、地域での特色ある教育の実現のための経費、部活動関連経費、学校が市の予算措置を超えてでも独自に実施したいと考えている備品や施設の整備等に要する経費などとなっていると承知しています。
 これらの支援組織は、学校から独立して設置されている組織であり、会費の額、集金方法、集めた会費の使途等につきましては、それぞれの組織の判断により決定されているものです。
 今後も、行政が負担すべきものについては、公費により適切に対応していく考えです。
 

 

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