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市長就任のあいさつ
このたびの市長選挙におきまして、市民の皆さまのご信任をいただき、３代目の出雲市長として重責を担わせていただくこととなりました。皆さまから寄せられた大きな期待をしっかりと受け止めながら、ふるさと出雲の発展に向け、全身全霊を捧げて市政運営にあたってまいります。
市政運営にあたっては、３期12年の市議会議員としての経験を生かし、「元気な出雲、活力のある出雲、そして笑顔の絶えない出雲」をめざし、スピード感をもって取組を進めてまいります。
さて、私の任期は、コロナ禍からのスタートとなりました。まずは新型コロナウイルス感染症対策を最優先課題として、市役所を挙げて取り組んでまいります。とりわけ、ワクチン接種と地域経済の下支えにつながる取組を着実に実施し、市民の生命と暮らしを守るという市長に課せられた使命を果たしてまいります。
また、全国的な人口減少の流れの中、出雲市は人口17万人台を維持しており、山陰地方の発展を牽引する存在となっています。
その一方で、市内では人口が増加している地域と、減少している地域の二極化が進んでいます。どこに住んでいても、安心して、生き生きと暮らしていただけるよう、市民の皆さまの声をしっかりとお聞きしながら、各地域の課題に応じた支援を行ってまいります。
さらに、デジタル化の推進や脱炭素社会の実現といった新たな側面を取り入れ、民間事業者等と協力しながら市政運営を行ってまいります。
出雲市の発展は、行政だけの力ではなし得るものではありません。これからの４年間、オール出雲でスクラムを組んで市政を「前へ」と進めてまいります。
皆さまの格別のご理解とご協力をよろしくお願いいたします。
令和３年５月２０日
出雲市長 飯塚 俊之
