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久武神社・出西八幡宮
スポット概要
久武(くむ)神社の主祭神は素戔嗚尊(すさのおのみこと)です。「出雲国風土記」に久牟社、「延喜式神名帳」に久武神社、「雲陽誌」には久茂大明神と記されています。
創立年代は不明ですが、4度目の移動で今の場所へ建ったと言われており、御本殿までは拝殿裏にある65段の石段をのぼる必要があります。
後に久武神社に合祀された出西(しゅっさい)八幡宮は、室町時代末期に氏神様として歓請しており、出雲地方最古のものとも言われています。主祭神は誉田別名(ほんだわけのみこと)です。
地域が誇るおすすめポイント
出西生姜
出西地区の特産品である出西生姜は、素戔嗚尊が高天原から持参し、体の弱かった稲田姫にさずけ健康を回復させたという言い伝えが残っています。霧による寒暖差がある気候風土が「出西生姜」の栽培に適しており、この地区でしか育たない幻のしょうがとも言われています。硬い繊維が少なく、ぴりりとした辛みと上品な香りが特徴です。
祭り
久武神社と出西八幡宮では、春(5月16日)、夏(8月の第1日曜日)、秋(10月15日)と年に3回の祭りが行われます。
春の祭りでは、久武神社の拝殿の中で御本殿に向かって獅子舞が奉納されます。この獅子舞は寛永3年(1626年)から伝えられる出雲地方最古のものと称されています。また、生姜の豊作祈願も行われます。
夏の祭りでは子ども神輿が、秋の祭りでは獅子舞が外を練り歩きます。
スポットの場所
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お問い合わせ先
出西コミュニティセンター
T E L :0853-72-9204
F A X :0853-72-9206
E-mail:shussai-cc@local.city.izumo.shimane.jp