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市森神社
スポット概要
「出雲国風土記」には、稗原地区には「加夜社(かやしゃ)」と、「保乃加(ほのか)神社」の2社があったと記されています。
「加夜社」の御祭神は大国主命(おおくにぬしのみこと)と、その妻であり朝山(あさやま)神社の御祭神である玉依姫命(たまよりひめのみこと)の娘・阿陀加夜努志多伎吉比賣命(あだかやぬしたきぎひめのみこと)という女神です。市などで栄えていた地区に加夜社を遷宮したことから、市(いち)を守る神社=市森(いちもり)神社となったといわれています。
「保乃加神社」の御祭神は日本書紀に初めて登場する神・天御中主命(あめのみなかぬしのみこと)です。天の中心にいる神と言われており、北極星を神格化したのではないかという説があります。
以前は、空からが釜に乗って降りてきた神・香香背男神(かかせおのかみ)と阿陀加夜努志多伎吉比賣命を祀るため御本殿が2つありましたが、遷宮によって御本殿を一つにされました。
地域が誇るおすすめポイント
三十六歌仙
市森神社拝殿には、約200年前に奉納された三十六歌仙が飾られています。全て残っているのは珍しいとされています。
直接ご覧になりたい場合は、3日前までに稗原コミュニティンセンターを通してご連絡をお願いいたします。
神事花と神楽
市森神社では、7月の海の日の夏祭りでは神事花が、11月3日の例祭では神楽が奉納されます。
市森神社神事花と市森神社神楽は出雲市無形民俗文化財に指定されており、地元の人によって大切に受け継がれています。
スポットの場所
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お問い合わせ先
稗原コミュニティセンター
T E L :0853-48-0001
F A X :0853-48-0048
E-mail:hiebara-cc@local.city.izumo.shimane.jp