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宇美神社と縁結神社
スポット概要
宇美(うみ)神社は、「出雲国風土記」に宇美社、「延喜式」に宇美神社と記載されている古社です。主祭神は布都御魂神(ふつのみたまのかみ)ですが、配祀神の事解男命(ことさかのおのみこと)が悪縁消除を象徴することから、参拝すると、人との悪い関係性や自身の病気、悪癖など、前進を阻む様々な悪縁を断ち切ることができると言われています。
例大祭は毎年10月12日に執り行われ、神楽が奉納されます。
社外社の縁結(えんむすび)神社には伊邪那美命(いざなみのみこと)と伊邪那岐命(いざなぎのみこと)が祀られており、良縁成就、家庭円満などのご利益があるとされています。
宇美神社で悪縁消除の祈願をした後、縁結神社で良縁祈願をされることをおすすめします。出雲大社参拝前に立ち寄る方も増えてきています。
参拝方法
(1)縁切り縁結び祈願の木札に切りたい縁と結びたい縁を記入します。
(2)神前に木札をお供えし、縁切りのお願いをします。
(3)木札を割り、切りたい縁が書いてある方に息を吹きかけ縁切り箱に入れます。
(4)残った木札を持って時計回りに本殿をまわり、縁結神社にお詣りします。
(5)木札を神前に供え、縁結び祈願をし、木札をお守り袋に入れ大切に持ち帰ります。
地域が誇るおすすめポイント
おたび神事
毎年7月21日にある境内社の天満宮の例大祭では、神輿を担いで町内をまわる神事が行われます。これは「おたび」と呼ばれる神事であり、寛政3年に疫病が流行った際、神職がお告げを受け、ご神体を乗せた神輿で町を歩いたことが始まりであるとされています。
平田一式飾り
宇美神社がある平田地域には、身近な生活用具である陶器、仏具、金物、茶器等その一式で、神話や歴史上の人物、テレビ等で話題になったもの等を表現する民族芸術「平田一式飾り」が根付いています。
寛政4年に、表具師だった桔梗屋十兵衛がおたびをお迎えするのに茶道具一式で大黒天を作ったことが始まりとされており、今なお、毎年7月20日からの3日間には、町内ごとに制作された一式飾りが天満宮に奉納されます。
スポットの場所
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お問い合わせ先
平田コミュニティセンター
T E L :0853-63-1385
F A X :0853-63-1368
E-mail:hirata-cc@local.city.izumo.shimane.jp