狂犬病は、さまざまな国(特に東南アジア)で今なお発生している感染症です。先進国でも感染する可能性があります。犬だけでなく、猫、コウモリ、キツネ、アライグマなど、発症したさまざまな動物にかまれて感染します。感染後発症すると、有効な治療法はないため、海外、特に東南アジアで狂犬病が疑われるイヌなどの野生動物にかまれたり、ひっかかれたりした場合、まず傷口を石鹸と水でよく洗い流し、早期に医療機関を受診する必要があります。
狂犬病の感染を防ぐには
狂犬病に感染した動物を、外見では必ずしも判断することはできません。
海外では、素姓のわからない動物にむやみに近づかないようにしましょう。
狂犬病の流行地域(アジア、アフリカ等)に渡航し動物と頻繁に接触する場合などは、渡航前に狂犬病ワクチンの接種を受けましょう。
狂犬病の発生を防ぐには
動物にかまれた場合は、すぐに傷口を石鹸と水でよく洗い、できるだけ早く医療機関で傷の処置をしましょう。
また、狂犬病ワクチンの接種の必要性について相談しましょう。
海外で動物にかまれたなど感染の疑いがある場合は、帰国時に必ず検疫所にご相談ください。
検疫所では医療機関の紹介も行っています。
詳細は下記ホームページをご参照ください