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「日が沈む聖地出雲」が日本遺産に認定されました!
出雲市では、文化庁が公募した「日本遺産」に申請しておりましたが、4月28日、文化庁から2017年度の認定が発表され、
夕日にまつわるストーリー「日が沈む聖地出雲」が日本遺産に認定されました。
(写真は稲佐の浜の夕焼け空と弁天島)
日本遺産とは
「日本遺産(Japan Heritage)」は地域の歴史的魅力や特色を通じて我が国の文化・伝統を語るストーリーを「日本遺産(Japan Heritage)」として文化庁が認定するものです。ストーリーを語る上で欠かせない魅力溢れる有形や無形の様々な文化財群を、地域が主体となって総合的に整備・活用し、国内だけでなく海外へも戦略的に発信していくことにより、地域の活性化を図ることを目的としています。
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日が沈む聖地出雲 ~神が創り出した地の夕日を巡る~
出雲日御碕灯台と夕日
ストーリーの概要
島根半島西端の海岸線は、出雲神話の舞台となった「稲佐の浜」と「日御碕」の名で親しまれ、そこから見る夕日は絶景です。しかしこの海岸線に、夕日にちなんだお社である「天日隅宮(あめのひすみのみや)」(出雲大社)と「日沉宮(ひしずみのみや)」(日御碕神社)が祀られていることはあまり知られていません。古来、大和の北西にある出雲は、日が沈む聖地として認識されていました。とりわけ、出雲の人々は夕日を神聖視して、畏敬の念を抱いていたと考えられます。
海に沈むこの地の美しい夕日は、日が沈む聖地出雲の祈りの歴史を語り継いでいます。
日御碕 経島の夕日
出雲市では、この日本遺産「日が沈む聖地出雲」を広く情報発信するとともに、今後様々な魅力発信事業を推進していきます。