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令和5年度高齢者肺炎球菌ワクチン予防接種について
平成26年10月から予防接種法関連法令の改正により、高齢者の肺炎球菌感染症に対する予防接種が定期接種(国が国民に接種をお勧めする予防接種)となりました。
肺炎球菌は、主に気道の分泌物に含まれる細菌で、唾液などを通じて飛沫感染し、気管支炎や肺炎、敗血症などの重い合併症を引き起こすことがあります。肺炎は、わが国の死亡原因の第3位となっており、日常的に生じる成人の肺炎のうち4分の1から3分の1は肺炎球菌が原因と考えられています。
肺炎の予防や重症化を防ぐためには、日ごろの健康管理はもちろんですが、肺炎球菌ワクチンの接種による効果が期待されています。肺炎球菌ワクチンの抗体は5年以上継続するといわれています。なお、この予防接種は義務ではなく、接種を希望される方のみが接種することができます。
◆ 対象者:㋐出雲市に住民登録があり、令和5年度に次の年齢となる方
年 齢 |
対 象 生 年 月 日
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65歳
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昭和33年4月2日生~昭和34年4月1日生の方
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70歳
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昭和28年4月2日生~昭和29年4月1日生の方
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75歳
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昭和23年4月2日生~昭和24年4月1日生の方
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80歳
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昭和18年4月2日生~昭和19年4月1日生の方
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85歳
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昭和13年4月2日生~昭和14年4月1日生の方
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90歳
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昭和 8年4月2日生~昭和 9年4月1日生の方
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95歳
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昭和 3年4月2日生~昭和 4年4月1日生の方
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100歳
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大正12年4月2日生~大正13年4月1日生の方
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㋑接種日に満60歳以上65歳未満の方で心臓、腎臓もしくは呼吸器の機能またはヒト免疫不全ウイルスによ
る免疫の機能に障がいを有する方
※国の制度により、今までに23価肺炎球菌ワクチン(ニューモバックスNP)の接種を受けた方は,助成の対象とはなりません。
(自費で接種を受けた方、出雲市以外の自治体で接種を受けた方も助成の対象となりませんのでご注意ください。)
- 接種期限 2024年3月31日まで
- 接種場所 出雲市内の実施医療機関(予約が必要です)
- 自己負担金 5,000円(医療機関の窓口で支払ってください) ※生活保護世帯の方は無料です。
- 接種回数 1回
- ワクチン 23価高齢者肺炎球菌ワクチン(ニューモバックスNP ※13価ワクチン(プレべナー13)は定期接種の対象ではありません。
◆ 接種方法 対象㋐の方については、5月上旬に個別に案内文書と医療機関一覧、予診票を送付します。
(1)同封の医療機関一覧からご希望の医療機関を選び、予約する
(2)予診票に必要事項を記入し、医療機関に忘れずにもっていく
(3)医療機関に5,000円を支払う
※生活保護世帯の方は医療機関窓口にお申し出ください。 ※対象㋑の方については、かかりつけ医にご相談ください。 |