ここから本文です。

広報いずも第175号(2013年10月号)

広報いずもの表紙の画像

神々が出雲に集う神在月(かみありづき)

 旧暦10月は、全国の八百万(やおよろず)の神々が出雲の国に集まる月。一般には「神無月(かんなづき)」といわれていますが、ここ出雲では「神在月(かみありづき)」といいます。
 神無月に全国の神々が出雲に集まるという伝承は、平安時代末の「奥義抄(おうぎしょう)」以来さまざまな資料に記されています。神々は出雲大社などに集まり、酒造りや、縁結びについて合議されると民間伝承では伝えられています。
 この出雲が誇る「神在月」に、芸術文化やスポーツ、観光などさまざまな分野で交流や賑わいの場を創り、また参加することにより、心豊かな出雲文化を全国に発信していきましょう。
「大社縁結図(たいしゃえんむすびず)」(古代出雲歴史博物館蔵)
 歌川豊国(三代)、嘉永4年(1851)、紙本木版多色摺
 この絵は、出雲大社に集まった神々の姿を描いています。出雲大社に隣接する県立古代出雲歴史博物館では、出雲大社と地域信仰の資料や、歴史教科書にも登場する古代出雲の銅鐸(どうたく)や銅剣が展示されています。中でも江戸時代の浮世絵師が出雲大社に集まる神々を描いた「大社縁結図」は目を引きます。

ダウンロード資料

このページを見ている人はこんなページも見ています

    このページに関する
    お問い合わせ先

    総合政策部 広報課

    電話番号: 0853-21-8578 FAX番号:0853-21-6509

    メールアドレス:kouhou@city.izumo.shimane.jp