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広報いずも第155号(2012年2月号)

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夢と希望のもてる五つ星の出雲市をめざして  出雲市長 長岡 秀人

 市民の皆さまには、平成24年の新春をおだやかにお迎えのことと存じます。
 昨年は、10月1日に斐川町と合併し、面積624平方キロメートル、人口17万5千人、人口規模としては山陰両県で3番目の都市となる新出雲市が誕生しました。平成13年10月の合併協議開始から10年の歳月をかけて両市町が一つになり、新たなまちづくりに踏み出せた大変感慨深い年でありました。
 一方では、昨年3月11日、わが国観測史上最大となるマグニチュード9・0を記録した大地震により、「東日本大震災」という未曾有の災害が発生しました。出雲市でも、市民の皆さまにご協力いただきました救援物資や義援金の送付、被災者の受け入れ、職員の派遣を行うなど、支援を行ってまいりました。この震災を契機に、安全安心を第一としたまちづくりの大切さや、復興の原動力となった地域の「絆」づくりの重要性を再認識した一年でもありました。

 新しい出雲市は、出雲大社、荒神谷遺跡などの歴史・文化遺産、日本海、宍道湖、斐伊川などの豊かな自然に恵まれています。産業面においては、工業製造品出荷額が県内トップであり、県全体の4割を占め、観光入込客数も県内トップで、県全体の3分の1を占めています。
 また、山陰有数の医療福祉拠点であるとともに、山陰自動車道、河下港、出雲縁結び空港など、陸・海・空の交通拠点でもあります。各分野においてバランスのとれた、さまざまな機能と高い発展性を備えた市となりました。

 出雲には、全国・世界に誇るべき魅力ある地域資源が数多くあり、それらを活かす取り組みが盛んに行われています。
 平成24年7月には、古事記編纂1300年を記念して出雲大社周辺を主会場に、「神話博しまね」が開催されます。
 また、平成25年には、60年に一度の出雲大社「平成の大遷宮」を迎えます。いずれも「出雲」を全国に発信する絶好の機会になるものと期待しているところです。

 今後は、新出雲市としての一体感の醸成を図り、行財政の効率化など合併による効果を早期に発揮させ、出雲市の総合力を高めることで、市民の皆さまから合併して良かったと言われるよう、市政運営に全力で当たっていきたいと考えています。
 市民の皆さまとともに、夢と希望の持てる五つ星の出雲市をめざして取り組んでまいりますので、ご理解とご協力をお願い申しあげます。

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