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ついじまつ情報
出雲平野の自然と文化に根ざした築地松の織りなす散居景観は、出雲地方独特の景観であり、全国に誇れる島根の貴重な資産といえるものです。それらは四季を通じてまるで絵のように美しい景観を作ります。春から夏にかけては、緑の稲田のじゅうたんの中に、秋には黄金の穂波の中に、そして、冬には白い雪景色の中に、季節とともに移り変わる築地松景観には、何とも言えない風情があります。しかし、近年は松くい虫の被害や築地松を剪定する職人の不足、そして生活習慣の変化によってこの築地松景観は消滅の危機に瀕しています。そこで、平成6年に、出雲市(合併前の旧出雲市・旧平田市・旧大社町・旧斐川町 )は、島根県と共に、市町の住民代表の方々を交えて築地松景観を守るために「築地松景観保全推進協議会」を組織し、情報誌の発行、陰手刈り研修会や保全対策などを実施しています。
■リンク
出雲文化伝承館の築地松
■島根県
■ついじまつ案内人が築地松をご案内いたします
築地松をこよなく愛する案内人が、出雲平野の築地松を案内します。
旅行で出雲へおいでの際に、ついじまつ案内人の説明を聞きながら築地松を間近で見てみませんか。
ご希望の方は築地松景観保全対策推進協議会(建築住宅課内:電話0853‐21‐6176)へご連絡ください(詳しくは協議会ホームページ築地松案内人をご覧ください。)
ついじまつ案内人による案内の様子
■築地松などの樹木に関する相談について
築地松などが病気になったり、病害虫被害を受けたりした時の診断や予防方法については、森林政策課が作成した樹木診断と松くい虫対策をご覧ください。
※出雲市樹医センター無料診断は平成31年3月末をもって終了しました。
■築地松景観保全住民協定助成金について
島根県、出雲市及び市の住民で構成される築地松景観保全対策推進協議会では、出雲平野における築地松景観の保全活動に取り組んでいます。その取り組みの一環として、「築地松景観保全住民協定」を結んでいる築地松所有者を対象に、築地松の維持管理に要する経費の助成をしています。
築地松景観保全住民協定助成金の詳細については、協議会ホームページ助成制度をご覧ください。