令和元年度(平成31年度) 出雲市消防操法大会練習開始
平素は、消防団活動に際しまして、ご理解を賜り厚く御礼申し上げます。
今年も6月9日に行われます操法大会に向け、4月上旬より訓練を開始しました。
選手は今年も個性豊かなメンバーで大会に出場します。
昨年、自信を持って挑んだ大会でしたが結果は10位、ここ数年ずっと高い壁に跳ね返されております。今年こそは!と過去を振り返り、どのように訓練を進めていくか…訓練場にある校舎を眺めながら考えていると、幼少の頃を思い出しました。
小学校や中学生の頃、『皆で一緒に頑張りましょう!』とよく耳にしたことがありますが、消防団の中でも度々出てくる言葉です。各団員はどのようにこの言葉を受け止めているかは分かりませんが、私自身は次のように考えます。
『人任せにしない事!』
毎年、大会に出る選手は誰しも一生懸命やります。しかし、私を含め他の団員は選手と同じモチベーションで今まで訓練をやってきたのだろうか?
…答えはハッキリと 『NO!』と言えます。心のどこかに、自分が選手ではないからという『人任せ』の気持ちがありました。
何事もそうですが、頑張っている仲間に対して『尊敬』する義務があると私は思います。今まではこれが一番欠けていた言葉で、団員は尊敬する人間に協力するのではなく、何が出来るか『考える』事が重要だと…。
今年は、選手も指導部も団員も操法訓練の2ヶ月間は…
・過去を疑い、今までの訓練のやり方で良いか『考える』。
・訓練に遅れた時又は欠席した時 その代わりに何かできないか『考える』。
・ホースの巻き方、訓練環境(照明など)を『考える』。
・空気を良くするため(挨拶・声掛け等)どうするべきか『考える』。
まだまだ私が気づかない事も沢山あると思いますが、一人一人が『人任せにしない』訓練を行い、令和元年度操法大会は『全団員操法』で挑む所存でございます。
団員のご家族様は基より上津地区の皆様には大変ご迷惑をお掛けすると思いますが、少しでも良い結果を出し、恩返しが出来るように頑張りますので、ご声援よろしくお願いします。
上津分団長 嘉本真一
上津消防団 一同
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