唐川神楽(からかわかぐら)

唐川神楽 唐川神楽四方太刀

 唐川町に伝承されている神楽である。現存している神楽本によると、文政8年(1825)に、出雲郡今在村(現在の斐川町今在家)広瀬正庵に教えられて始まったという。
また、文政10年には、七座及び神能を執り行った記録が残る。
 七座には、「座附」「塩清」「四方太刀」「手草の眞」「手草の枝」「扇の段」「八乙女」「茣蓙舞」「神卸」「幣の舞」「悪切」「山の神」
 神能には、「三番叟」「五行」「田村」「切目」「荒神」「三韓」「素盞」「彦張」の各演目がある。