国史跡 宮本鍛冶山内遺跡
宮本鍛冶山内遺跡は、出雲市多伎町奥田儀宮本に所在し、鍛冶屋跡など生産に関連する遺構、本宅跡・山内従事者の建物跡など生活に関連する遺構、智光院(菩提寺)・金屋子
神社・田儀櫻井家累代の墓地・水丸子山
墓地(山内従事者の墓地)など信仰に関連する遺構が狭い峡谷にコンパクトに一体的に存在している遺跡です。また、歴史的遺産
としての保存状態も良好で、近世後期における製鉄を軸にした小都市的様相を伺え知ることのできる特異な遺構群です。その重要性から「田儀櫻井家たたら製鉄遺跡」
として、出雲市佐田町高津屋の朝日たたら跡とともに、平成18年1月26日に国史跡に指定されました。
宮本鍛冶屋跡
山内従事者住居跡
田儀櫻井家本宅跡
宮本鍛冶屋跡(南西から)
田儀櫻井家本宅跡
智光院
金屋子神社
智光院天井
田儀櫻井家墓地