
6月(水無月)に入りました。今の時期、施設の周りには、真白いウツギの花が咲き、その花の上や下をめぐるようにひらひらと白いカゲロウの成虫が舞っています。数時間からわずか1日ほどの短いいのちを精一杯生きている姿に感動を覚えます。鷺浦の港には、湾内で収穫されたアラメが干されはじめました。海の恵みを見ながらの朝の出勤、清々しい気持ちになります。
「広報いずも 6月号」に鵜鷺コミュニティセンター開所の記事が掲載されています。以下、一部を紹介します。
新しいコミュニティセンターは、木造平屋建て・延床面積497.80㎡で、朱色の石州瓦や漆喰調の外壁を採用するなど、鵜鷺地区の町並みとの調和を図った外観となっています。また、バリアフリーにも配慮し、子どもから高齢者の皆さままで安心してお使いいただける施設となっているほか、太陽光パネルや蓄電池施設、備蓄機能も兼ねた倉庫、へリコプターの離発着スペースなど、鵜鷺地区の防災拠点としての機能を併せもった施設となっています。
広報の記事を読んで、鵜鷺地区の防災拠点としての機能を充実させつつ、利用される皆様の使い勝手の良い施設となるように、清掃と美化、施設点検にますます励まなければと思いを新たにしました。
鵜鷺地区に目を向けますと、6月15日(日)に地区全体で行う「クリーン大社」の清掃活動が計画されています。力を合わせて皆様の手で鵜鷺をますますきれいにしていってほしいと思います。
たくさんの方の来館をお待ちしています。どうぞ気軽に安心してお越しください。
メジロやホオジロ、鶯、ヒタキ等の小鳥の声、谷川のせせらぎ、ウツギやアブラギリの白い花、海からの風、山からの声もたくさん感じられる鵜鷺コミュニティセンター施設周辺です。先月には、敷地横の水路でカスミサンショウウオの個体も多数確認しました。
皆様におかれましては、施設内での検温、手洗い・消毒、咳エチケットの徹底など感染拡大防止につながる行動にご協力をお願いします。
追)5月に樋野興夫(ひのおきお)様が、歩行車「前腕支持台型歩行車フレンド」を寄贈してくださいました。「がん哲学外来」の開設者で、順天堂大学医学部名誉教授、新渡部稲造(にとべいなぞう)記念センター長です。鵜峠地区のご出身です。エントランスホールに置きますので、ご来館の折に職員に声かけの上ご利用ください。
また、下記の書籍の寄贈もございました。「図書・展示コーナー」に展示しています。貸し出し可能です。
『出雲国風土記』編集 島根県古代文化センター(県教育庁文化財課)
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