保育所等における園外活動において、園児の置き去りが起きることは、重大事故につながる可能性もあり、決してあってはならないことです。
本市では、園児の置き去り事案の報告は求めていませんが、各施設を対象に実施する指導監査時において、ヒヤリハットの記録を確認しています。これまで、ヒヤリハットの記録には置き去り事案はなく、保護者からの置き去り事案があったとの声もありませんが、この度の東京都における事案の報道などから、事故だけでなく、重大事故につながる可能性のある事案など、市への報告事項について、検討をしたいと思います。
一般的に、置き去り事案が発生する要因としては、十分な保育士を配置せずに園外活動を実施したり、随時行う人数確認をしなかったりということが考えられます。
本市では、各施設に対し、園外活動時の安全管理について注意喚起を行っており、各施設においては、目的地までの経路や目的地における危険個所の事前確認、情報共有をしっかりと行い、当日は、園児の健康状態や行動把握、随時人数確認を行うなど、十分な職員配置のもとでの実施に努めています。
今後も引き続き、園外活動時の安全管理について注意喚起を行うとともに、安全な園外活動の実施に努めてまいります。
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