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市政提案(新体育館建設費の増額について)

受付日 令和4年(2022)
12月6日
回答日 令和4年(2022)
12月19日
担当課 文化スポーツ課
 意見の内容


 新体育館の建設運営契約額が、約5億8500万円増額になるとのことです。その理由はあるにしても、それだけの増額により約69億2600万円を要することになります。必要な施設なのか疑問です。
 主として、一部のスポーツ愛好者や団体が使うものですから、コミセンの軽運動室、地区の体育館、サンアビリティ、学校体育館、出雲ドームを有効活用することを最優先とすべきだと思います。
 そもそも、40年・50年先の本市の人口、年齢構成や我が国・本市の社会状況を踏まえた説明が、今日まで市からないのは甚だ遺憾です。新体育館建設ありきではいけません。 
 

 回答の内容


 新体育館の整備につきましては、既存の市立体育館には次のような課題などがあることから、長期的な視点に立ち、総合的に判断した結果、市民のスポーツ活動の拠点となる新体育館の整備をすることといたしました。
○2市5町が合併し17万都市となったことにより、各競技団体の規模が大きくなり、大会運営等に支障をきたしており、17万都市にふさわしい規模の拠点となる体育館がないこと
○「出雲市公共施設のあり方指針」において、老朽化の著しい、出雲体育館、平田体育館、斐川第2体育館について、廃止の方針となったこと
○既存の市立体育館には、大会等の運営に必要となる、選手控室、大会役員室のほか、多目的室、キッズルーム、授乳室、多目的トイレがないなど、多様化する市民ニーズに対応するうえで機能面に課題があること
○市内には県立浜山体育館(カミアリーナ)があるが、全国大会、中国大会などの大規模大会のほか、プロスポーツなど、特に土日祝日は空きがない状態であり、市の拠点体育館としての役割を担うことは困難であること
○今後、市内に約800ある公共施設を全て維持管理していくことは困難であり、体育施設においても効率的・効果的な施設運営が求められていること

 今回、昨今の物価高騰等の理由により建設費を増額いたしますが、一方で敷地造成工事にあたっては、造成土に山陰道建設発生土を使用するなど、経費縮減に努めてきたところです。
 引き続き経費縮減に努めつつ、この新体育館が「市民に愛され、親しまれ、利用しやすい体育館」となるよう、令和6年4月の開館に向け着実に事業を進めてまいります。
 

 

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