市政提案（総合振興計画のパブリックコメントについて）

　総合振興計画のパブリックコメントに市民からさまざまな意見が出ていますが、市の回答は、「ご意見は参考とさせていただきます。」が多いです。これでは、いつどのように参考にされるか分からず、「一応聞いておきますが、特に何もしません。」と同じです。
　寄せられた市民の意見に対しては、きちんと誠意ある説明が必要です。それがパブリックコメントを求めたことに対する責任です
　そうでなければ、パブリックコメントを求めることは止めてもらいたい。
 

　今回意見を募集した総合振興計画（基本構想）は、市の施策全体の方向性を示す市の最上位計画に対するパブリックコメントでした。今後、基本計画で具体的な施策方針を示し、財政措置も経て個別事業で実施します。
　いただいたご意見に対する回答として、大きく３つに分けてお答えしました。
　１．個別具体的な内容だったため、基本構想に反映するより個別計画や事業　計画にふさわしい意見。
　２．基本構想には入れないが、今後施策展開する中で担当課で検討とした意見。
　３．ご意見は今後の参考にさせていただく意見。
　「ご意見は参考とさせていただきます。」とした回答については、総合振興計画へ盛り込むことは難しいが、ご意見として今後、事業を進めていくうえで参考にさせていただくものとして整理をしております。いただいたご意見は全て市内部で情報共有しています。
　なお、パブリックコメントについては、ひろく市民の声を求め、政策等の意思決定を行うための重要な方法であり、今後も「出雲市パブリックコメント制度実施要綱」に基づき実施していきます。