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市政提案(「新体育館だより」について)

受付日 令和4年(2022)
1月24日
回答日 令和4年(2022)
2月1日
担当課 文化スポーツ課
 意見の内容


 「新体育館だより」第1号が、本年1月ウェブページに掲載されました。
 この中で、新体育館を整備した理由は、「この先50年・60年先を見据え総合的に判断した結果」だと述べられています。
 しかし、この先50年・60年先というより、20年先、30年先、40年先の本市の人口及び生産年齢人口(15~64歳)の推移や社会の変化がどうなるのかが問題です。人口、生産年齢人口は減少し、高齢者の割合は高まっています。
 そのような中で、市民がどういう目的で、どのようなスポーツをするのか、必要とするのか否か等を踏まえて、体育館のあり方、場所などを検討する必要がありました。
1.この先50年・60年先を見据えて整備したとのことですが、どのように見据えられましたか。
2.総合的に判断したとのことですが、他に何をもって判断されましたか。
 

 回答の内容


 新体育館は建設すると、向こう50年・60年、市民のスポーツ活動拠点として活用することとなります。
 市立体育館の現状として、次のような課題があります。
・2市5町が合併し17万都市となったことにより、各競技団体の規模が大きくなり、大会運営等に支障をきたしており、17万都市にふさわしい規模の拠点となる体育館がないこと
・既存の市立体育館には、大会等の運営に必要となる、選手控室、大会役員室等の諸室がないことや、多目的室のほか、子育て世代や高齢者・障がい者、市民誰もがスポーツ活動や健康づくりに取り組むうえで必要となる、キッズルーム、授乳室、多目的トイレなどがないなど、多様化する市民ニーズに対応するうえでも機能面に課題があること
・市内には県立浜山体育館があるが、全国大会、中国大会などの大規模大会のほか、プロスポーツなど、特に土日祝日は空きがない状態であり、市の拠点体育館としての役割を担うことは困難であること
・「出雲市公共施設のあり方指針」において、老朽化の著しい、出雲体育館、平田体育館、斐川第2体育館について、廃止の方針となったこと
・今後、市内に約800ある公共施設を全て維持管理していくことは困難であり、体育施設においても効率的・効果的な施設運営が求められていることなどの課題等があること

 以上のことを総合的に判断し、新体育館の整備を行うこととしました。ご理解いただきますようお願いいたします。
 

 

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