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市政提案(島根原発2号機の耐震設計基準について)

受付日 令和3年(2021)
11月24日
回答日 令和3年(2021)
12月6日
担当課 防災安全課
 意見の内容


 島根原発2号機は、2013年7月に策定された新規制基準に適合しているとの認定を受けました。新規制基準は、原子力規制委員会が策定したものですが、原発推進を前提にしているため、「原発の安全性をより厳しく確認するもの」とは言えないと考えます。

1.今回、基準地震動(耐震設計基準)が600ガルから820ガルに引き上げられましたが、果たしてこれでいいのでしょうか。820ガルは、震度6弱に相当する震度です。しかし、これを超える地震が起きないとは言えません。ちなみに、2016年の鳥取中部地震は、1494ガルに相当する震度6強です。

2.もし、震度6強以上の地震動に襲われた場合、この2号機は極めて危険な状態になる可能性があります。
 

 回答の内容


 最大加速度(単位:ガル)は、地震動の破壊力や震度と必ずしも良い相関があるわけではなく、単純にガル数を震度に換算できないものと承知しています。
 また、ご意見にある2016年鳥取県中部地震で観測された最大加速度の記録は、軟らかい地盤の地表で観測されたものであり、硬質地盤における地震動として策定される基準地震動の最大加速度とは比較できないものと承知しています。
 

 

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