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市政提案(小中学生の不登校について)

受付日 令和3年(2021)
11月8日
回答日 令和3年(2021)
11月19日
担当課 児童生徒支援課
 意見の内容


 文科省の発表によると、2020年度において小中学生の不登校が過去最高であったとのことです。

1.本市公立小中学生の不登校は、2020年度何人だったのでしょうか。それは過去最高ですか。

2.不登校の原因として、学校が児童生徒にとって居心地が悪い場所になっているのではないかと懸念しています。これについて市はどのように考えられているのでしょうか。

3.児童生徒が置かれている状況は、大人が置かれている状況であり、すなわち社会の状況を反映していると考えます。これは学校が解決できる問題でもありませんが、市としてできること、しなければならないことは何だとお考えでしょうか。
 

 回答の内容


 いただきましたご意見につきましては、出雲市教育委員会へ申し伝えました。
 教育委員会からは、次のとおり報告がありました。

1について
 本市の市立小・中学校の令和2年度における不登校児童生徒数は、小学生147人、中学生234人となっています。これは、中学生では過去5年間で最高の人数となっています。小学校は、前年度に比べ減少しています。

2について
 不登校の主たる要因は、無気力、不安など「本人に係る状況」、家庭の生活環境の急激な変化などの「家庭に係る状況」、友人関係をめぐる問題や学業不振などの「学校に係る状況」となっており、多くの場合、複数の要因が絡みあっている状況にあります。
 各学校では、どの児童生徒にとっても居心地のよい安心感の持てる学校づくりをめざし、「いじめのない一人一人の違いを認め合う学校づくり」「安心して間違えたり、思いを語ったりできる学級づくり」「教職員の誰にでも相談できる体制づくり」等に取り組んでいます。また、全ての市立小・中学校にスクールカウンセラーを配置し、児童生徒や保護者の心理面での支援を行っています。

3について
 児童生徒の不登校の要因について、学校だけでの解決が困難と考えられる場合には、福祉や医療等の関係機関と連携して問題の解決に向け取り組むことが必要であると考えています。
 

 

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