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市政提案(公立小中学校へのタブレットパソコン導入の負の側面について)

受付日 令和3年(2021)
10月19日
回答日 令和3年(2021)
11月1日
担当課 学校教育課
 意見の内容


 本市公立小中学校に一人一台のタブレットパソコンが配付・活用される準備が進んでいます。タブレットパソコンを活用することのメリットの反面、負の側面もあるため、どのように活用すべきかを十分に検討することが求められます。
 全国の小中学校の中には、既に何年も前から導入しているところがあるため、それらの情報を収集整理し、検討されていることと思います。

1.先進事例から、負の側面として捉えておられるのは、どういうものですか。

2.その負の側面は、基本的には共通の課題であると思いますが、本市としてはどうすべきだと考えられているのでしょうか。
 

 回答の内容


 いただきましたご意見につきましては、出雲市教育委員会へ申し伝えました。
 教育委員会からは、次のとおり報告がありました。

1について
 小中学校でのタブレット型パソコン活用等に関する情報収集に努めており、一人一台タブレット型パソコンを効果的に活用することで、今までの紙媒体主体の学習ではできなかった、新たな学びができるようになると考えています。多くの利点がありますが、その反面、先行する他自治体の例から、以下のようなことが負の側面として考えられます。
 インターネットを使う上でトラブルに巻き込まれること、また、有害なWebサイトの表示・閲覧や長時間にわたってタブレット型パソコンを使用することで、生活習慣の乱れ、目の疲労、頭痛などの身体的な不調が懸念されます。

2について
 タブレット型パソコンは、子どもたちに様々な力をつけるための一つの手段として使用していきます。インターネット上で得られる情報が正しい情報かどうか判断する力、情報を取捨選択する力など、その学年に応じた情報活用能力を育成していきます。また、道徳科、学級活動、総合的な学習の時間などの学習の中で、生命や人権を大切にする心を育むことをはじめ、年間を通して計画的に情報モラル教育を実施しているところです。
 そのうえで、有害なWebサイトは、フィルタリング機能により閲覧不可とし、コミュニケーションツールに関しては、必ず指導者のもとでのみ可能となるよう対策を講じています。
 なお、心身への影響については、使用上のルールを設け、健康面へ配慮するように児童生徒への指導及び保護者への啓発をするとともに、システム上で制限をかけ使用可能な時間を設定しています。
 

 

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