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市政提案(レジ袋の有料化と市への寄付について)

受付日 令和3年(2021)
9月28日
回答日 令和3年(2021)
10月8日
担当課 環境政策課
 意見の内容


 レジ袋が有料化され、その1枚3円前後の代金を集めて、一部の小売店が市に寄付されています。そのため、レジ袋の使用は相当程度減少しています。
 しかし、スーパーではレジ袋は減っても、プラスチックやトレー容器は益々増えています。これらは、回収が進んでいますが、あくまでも消費者の努力によるものです。レジ袋の削減も同様です。
 しかし、プラスチックやトレー容器を使う事業者の削減努力は全く見えません。
 根本的には、プラスチックやトレーを削減することこそ重要です。仕組みを変える必要があります。本市としては、その根本的問題にアプローチする考えはないのでしょうか。
 一方、有料レジ袋代金を収入する事業者は、それを市に寄付するのではなく、プラスチック等容器の削減のために、その代金を当てていく努力が求められます。
 そのような観点から、市もプラスチック等削減のための取組を行う必要があると考えますが、どうでしょうか。
 

 回答の内容


 食品トレーや弁当容器等については、スーパーマーケット等の店頭で回収・リサイクルする自主的回収の取組が行われており、使い捨てプラスチックの削減の面から言えば、取組以前と比べ大きな進展と言えます。レジ袋削減もトレー回収も確かに消費者の努力の上に成り立っておりますが、事業者も回収ボックスの管理やバックヤードでの保管等一定の負担の上に、社会貢献として取り組んでいただいております。
 プラスチックやトレー自体を削減することは容易ではありませんが、近年、エコロジー素材やバイオプラスチックを用いた食品トレーの採用やノントレー包装等、既に一部では取り組まれており、市としては、こうした取組の拡大に期待するところです。
 なお、事業者はレジ袋収益金を市に寄付するのではなく、プラスチック容器の削減に役立ててはとのご提案ですが、まず、レジ袋収益金は、市ではなく、出雲市環境保全連合会に寄付いただいております。この連合会は、環境の保全及びごみ減量化・資源化の推進を図ることを目的として設立された団体であり、寄付金は、同連合会の貴重な財源として、ごみ拾い活動やポイ捨て禁止の取組、不法投棄防止パトロール等、市内各地区の環境保全活動に役立てられています。市としては今後同連合会と連携し、企業訪問によるプラスチック容器の削減要請や、住民に対する啓発など、プラスチック容器の排出削減に向けた取組を進める考えです。
 

 

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