鳶巣地区は出雲市の北部に位置し、川跡、高浜、鰐淵、西田、国富、伊波野地区に接する東西2.6㎞、南北2.4㎞の地域で、地区の約70%は山林が占めています。
東林木町と西林木町からなる当地区は、人口1584人、545世帯(令和4年12月末現在)の小規模地域です。
「鳶巣」の地区名は、明治22年(1889年)の東林木村と西林木村の合併時の前年、両村の中央にある著名な山、鳶ヶ巣山の名を取り「鳶巣村」と称したことに起因します。
(明治21年縦縫郡合併町村取調書〈島根県公文書センター所管〉に、「区域中著名ノ山名ヲ取リ鳶巣村トス」とある)その後、昭和16年2月の今市町外8村合併に加わり「出雲町大字東林木・大字西林木」、11月3日の市制施行により「出雲市東林木町・西林木町」となり現在に至っています。
鳶巣地区は古くから開けた地域(人が住みついた地域)といわれ、国の重要文化財に指定されている9体の大寺薬師仏像をはじめ、大寺古墳(1号墳、2号墳)、青木遺跡、山持遺跡、鳶ヶ巣城跡など多くの文化財があります。
また、交通の便に恵まれたこともあり、昭和の終わりから出雲北陵高等学校(現出雲北陵中学・高等学校)の移転・新築をはじめ、島根県立看護短期大学の開学(現島根県立大学出雲キャンパス)、北山健康温泉(現北山温泉)、すぱーく出雲の開館、国道431東林木バイパスなど地域の核となる施設が次へ次と建設されるとともに、大学周辺には戸建ての家が建ち始めてきました。加えて、令和6年4月の開館を目指して出雲市新体育館の建設が大学東側で進められています
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鳶巣地区の紹介