塩冶のまつり 



 
天満宮まつり

 祭日(お祭りをする日)   3月25日、7月25日、11月25日
 祭神(お祀りしてある神)  菅原道真公

   約800年くらい前に、学問の神・天神様として知られる菅原道真公をお祭りして天満宮が建立(寺や宮などを建てること)されました。
 言い伝えでは、むかし菅原道真公がこの地を通られた時に、休憩された所だと言われています。
  3月25日の例大祭(毎年おこなわれる大事なまつり)では、新しく小学校に入学する子や卒業する子の報告祈願(報告しお祈り
 をする)がおこなわれます。
  7月25日の夏祭りには、天神地区の子ども御輿がくり出しねり歩きます。絵や習字などを飾る大文字もおこなわれ、夜には氏子芸
 能大会が開かれます。

                         
   



 塩冶神社例大祭

 祭日(お祭りをする日)  4月15日、7月25日、11月23日 ほか
 祭神(お祀りしてある神)  塩冶毘古命、塩冶毘賣命

   塩冶神社は、塩冶毘古命と塩冶毘賣命をお祀りし、約1300年前に建立されました。毎年4月15日の春の例大祭には、神
 様に山海の珍味をおそなえし、五穀豊穣(米・麦・あわ・くび・豆が豊かに稔ること)をお祈りします。また、子どもや大人の御輿が
 くり出してにぎやかです。
   むかしは、塩冶神社の参道で流鏑馬(馬に乗って走りながら矢で的を射る競技)もおこなわれていたそうです。
   7月25日の夏祭りには、手品・民謡などの催し物や、大文字もおこなわれます。11月23日には、その年の稔りを感謝する
 新穀感謝祭がおこなわれます。
    




  神門寺観音まつり
 
  祭日(お祭りをする日)  7月17日 
  本尊          観世音菩薩 

  神門寺は、今から約1200年前の奈良時代に、天台宗の寺として建立されました。その後応栄年間(1399~1428)に浄土宗に
 変わりました。明治5年、この神門寺に上朝山の岩根寺から観音様が移され観音様の祭りが始まりました。
  戦争前までは、花火などももよおされにぎわっていたそうです。戦争中は物不足のためさびれていましたが、昭和61年以降また盛
 んになっています。
  7月17日の祭りには大文字が展示され、夜店も立ち並びにぎわいます。このほか神門寺には、4月8日の花まつりなどがあります。

             





 恵比寿まつり(恵比須神社)
 
  祭日(お祭りをする日)  7月20日 
  祭神(お祀りしてある神) 事代主命

  恵比須まつりは、弓原荒神(かまどの神・かげで守る神)の祭りといっしょに、弓原の人たちがおこなっています。むかしは、神楽が
 夜通しおこなわれたそうです。その時に使われていた神楽面が塩冶コミュニティセンターに寄贈され、展示されています。
   




   阿利神社まつり

  祭日(お祭りをする日)  9月1日 
  祭神(お祀りしてある神) 阿遅須柷高日子根命

   「出雲風土記」(733年記)が書かれるより前に、阿遅須柷高日子根命をお祀りして阿利神社が建立されました。
   9月1日の祭りには、高西西町内会でお祭りと余興がおこなわれます。