ホタル観賞会のご案内
          

日時 平成25年6月15日(土)20:00~22:00
  場所   山崎山ホタル川
  案内  菅沢第一集会所

ホタルの一生は一年 成虫の寿命は七日
 はかなくも美しく 恋の光を明滅させて死ぬという
昔の塩冶には どこにも蛍がいた
 タマネギの葉のポッポに入れて蚊帳の中で寝て見た光

 案内図
ホタルブクロ

塩冶菅沢ぼたる保存会の歩み
1.平成五年(一九九三年)三月、塩冶菅沢・下沢の有志が、大東町赤川ほたる保存会の森山正治氏を招き、ホタルが生息する環境・養殖技術など  を学習する。 同年六月、有志十九名が大都町の恩田氏宅に行き、ホタルの養殖を見学した。
1.同年六月、三十四名で「菅沢ぼたる保存会」を設立した。趣旨は「自然環境を積極的に保全し、二十一世紀に生きる子孫に新しいホタルの  里づくりを行う。」
1.平成六年春からホタルの養殖容器、器具等を整え、六月に親ボタルを捕獲して、浅井会員宅にて養殖を始める。ホタルの保護のちらしを配布 、看板を設置した。
会員たちの努力によって、ホタルの幼虫約一万匹の養殖に成功、九月に会員、子供たち六十人が幼虫とカワニナを放流した 。以後、毎年継続放流している。
1.平成八年三月、建設省に前年度から要望・陳情していた「山崎山ホタル川」が完成し、来賓多数の出席を得て竣工式を挙行した。 続いて子 供たち七十名も参加してホタル川の水門を揚げ、賑やかにカワニナを放流した。
1.同年、塩冶クラブ、ふれあい県民運動〔協〕から助成を得て、ホタル川の山側に柳や山茶花などを植樹する。しかし、同年六月と翌九年七月 の集中豪雨によって法面が広範囲に崩落、ホタル川は埋没した。
1.平成十年三月、当時の建設省出雲工事事務所の特殊工法によりホタル川は復旧した。
1.同年六月、ホタルの養殖棟(木造平屋建て二十七平方メートル)が、山崎山に完成し、放水路安全協議会から寄贈を受けた。以後、養殖の拠点 とする。
1.平成十三年六月、ビッグ・ハート出雲にて「ホタルと共生するには」をテーマに講演会とパネル・ディスカッションを開催した。
1.山崎山ホタル川は水量の調整が難しいことがわかったので、ホタルを生息させるために「せせらぎ」を作ることを検討し、平成十四年に水の 循環装置を設置し、ホタルの定着に成功した。

   


塩冶菅沢ボタル生息地図
 

        

   
     

     


   

 

     
   

       

   
 
   

                 
            ホタルの見ごろ

     
時期 平成25年6月10日を中心に前後1週間(予想)

     場所 山崎山ホタル川


                   
  この場所は、昨年8月養殖したホタルの幼虫を放流しています。