恵比須さん＝漁ということで漁師さんの祭り。

この時代は本郷区の住人であれば誰でも地引網の仲間入が可能で父親が死亡した家でも長男が１６歳になれば、地引網、もう一つ大きな大網や、区で行う行事に一人前の男手間として認めていた。

漁方は魚群を発見すると数隻のエンジンなしの漁船で囲い網を岸辺へ引きよせ、掬い上げ手をかけと仲間で配分するという共同作業。手っ取り早い現金、現物取得の共同作業であり、男手間のある家の仕事だった。今は埋め立てられて網を引き上げる場所なし。