報告【9月】
専門部と行く!突撃☆となりの地域研修〜南部町編〜(ひとづくり部)
この研修日となる9月6日の前夜は大雨でした。避難指示が発令した東地区では災害対策本部が立ち上がり、ようやく解散指示があったのは出発直前の朝7時でした。
前夜から災害対策に尽力し一睡もせずに参加の3名も含め、バスに乗った21名で朝8時半に南部町に向かって出発しました。車内では眠たい人、しっかり寝た人、昨夜の大雨の話をしているうちに「キナルなんぶ」に到着。南部教育委員会事務局の大下さんが笑顔で迎えてくださいました。
令和3年に開設された「キナルなんぶ」に一歩入ると「うわーステキ!」と歓声が上がりました。「学び・情報・交流」を目的とした未来づくりの拠点そのものでした。
まずは入り口には図書館があり、好きな絵本を手にとりくつろぎながら読めるスペースがあり、奥に入るほど年齢に合った図書と雰囲気づくりが工夫されていました。
行政のスペースを中央に会議室フリースペースがあり、奥には展示室もあり、子どもから大人まで老若男女が気軽に立ち寄る居場所づくりとなっていました。
また、後ろには小学校があり、300人の子が毎日建物を抜けスクールバスで通学しているとのこと。生活バスのバス停にもなっていて、利便性のすごさに感心しました。
見学の後、二階の研修室にて「南部町のコミュニティスクール」、「高校生サークル・青年団の取り組み」について、教育委員会事務局の田丸さん、大下さんの情熱あふれるお話に吸い込まれ、あっという間の一時間半でした。もっとゆっくり聞きたい気持ちを抑えながら昼食会場に向かいました。そして地元産の果物で作りたてのジェラート屋さんに寄り、南部町の味を楽しみました。
帰りのバスの中では、各部からの今後の行事への参加募集、ボランティア募集の声かけがあり、とても充実した研修でした。
私はこの研修に参加し、先日の中学校での弁論大会のことを思い浮かべました。「私は東地区が大好きです。たくさんの人が優しく見守ってくださるおかげで、安心して生活できていることに感謝したいです。」と堂々と発表した子の想いを大切に、子どもから大人まで安心して楽しく過ごせる居場所づくりに取り組みたいと思います。
(ひとづくり部部員・田中芳子)
ウォーキング大会Inひがし 〜みんなで「あるく」を楽しもう!(体育協会)
9月24日(日)三瓶山も見えるさわやかな秋晴れの下、約100名の皆さんとともにウォーキング大会を開催しました。
湖遊館グラウンドの東側を出発し、サイクリングロードを東へ向かい、鹿園寺灘、東コミセン前、合ケ谷、山谷、旧旭丘中下の国道を通って船川沿いから湖遊館まで、約5kmのコースを楽しみました。
やや強めの東風も心地よく感じながら、宍道湖岸の景色をながめ、見慣れた街並みもゆっくり歩くことでいつもと違う楽しみや発見もあったと思います。家族での参加も多く、ゴールした後の笑顔はとてもさわやかでした。
ウォーキングの前には、片山ゆうきさんに 歩き方や歩く姿勢などについてご指導いただきました。
この大会は地区民体育祭の代替行事として行ったところですが、6月のソフトボール大会、7月のソフトバレーボール大会とともに久しぶりにスポーツを楽しめました。参加いただいた皆さん、ありがとうございました。
10月には、グラウンドゴルフ大会を長寿の会、グラウンドゴルフ協会の皆さんとともに開催する予定です。今後も体協行事へのご参加とご協力をお願いいたします。
(東地区体育協会会長・曽田收)
戦没者慰霊祭の開催(社会福祉協議会)
今年も9月23日(秋分の日)に東地区社会福祉協議会の主催で令和5年度東地区戦没者慰霊祭が行われました。今回は東コミセンが耐震工事中の為、場所を変え大龍寺本堂にて、仏式により執り行いました。ここ数年は、コロナ感染予防の為遺族の皆様も人数制限して開催しておりましたが、今年は久しぶりに遺族会全員にご案内しました。
40数名の参列があり、寺院本堂で厳かに、111名の英霊のご冥福をお祈りしました。昨年、本性寺住職、松井宗文氏の御厚意で東地区戦没者英霊名簿の再編集をしていただき、新しく111名の英霊名簿の作成に至りました。松井様、紙面を借りて、改めて御礼申し上げます。
遺族会も高齢化が進み、運営もなかなか大変にお見受けしますが、東地区社会福祉協議会も引き続き、東地区の戦没者英霊の慰霊に努めて参ります。