報告【6月】
ゴーヤ苗配布(環境保全連合会東支部)
6月1日、毎年恒例となっている『ゴーヤ苗配布』を行いました。
当日早朝に大雨警報が出るなど天気に不安はありましたが、配布時間は小雨で実施ができました。「いつもこれを待っとるよ」との嬉しいお言葉もありがとうございました。各ご家庭でゴーヤカーテンで涼をとったり、成果物も美味しく召し上がっていただけたらと思います。
みんなで暑い夏を元気に過ごしましょう!
専門部と行く!突撃☆となりの地域研修〜隼Lab.編〜(まちづくり部)
6月23日に、まちづくり部を中心に27名で鳥取県八頭町にある隼Lab.へ視察に出かけました。隼Lab.は旧隼小学校をリノベーションしたコミュニティ複合施設です。
山々に囲まれたのどかな町並みの中に隼Lab.はありました。3階建ての建物には約40社の企業が入居し、シェアオフィス、24時間利用可能なコワーキングスペースがあり、地域の方が利用できる図書室や工作室、調理室なども整備されていました。
隼Lab.の運営や経緯について、八頭町企画課地域戦略室の山田さんにお話を伺いました。驚いたのは、町からの出資や補助金交付は行わず、施設を無料貸与し「潟Vーセブンハヤブサ」が運営をし、公民一体となって地域課題の解決やコミュニティの情勢に取り組んでおられる事でした。
また、隼創生会という住民によって作られた組織に全地区会が加入し、オフィスに入居している方たちとイベントで交流したり、環境整備を行っているという事でした。なぜここまでのことができたのか?という質問に対し、一つは“挑戦を地域で支える土壌”があった事だと話されていました。町だけでなく、企業だけでなく、地域が一体となってこの隼地区を盛り上げ、より良いものにしていこうという思いを感じました。
私達の住む東地区も、旧東小学校が廃校になり、中山間地に指定され人口減少の一途をたどっています。八頭町も人口が15年間で約4000人減少し、全域が過疎地域に指定されるなど少子高齢化が進んでいます。また、近くの鳥取市に人が流れていくところには似たような地域課題があげられます。規模は違いますが、廃校活用という一つのきっかけから、地域課題に目を向けていく取り組みについて、大変有意義な視察になりました。
研修の終わりには、1階にあるカフェで美味しいランチをいただきました。カップには「出雲からようこそ!」など一人ひとり違うメッセージが!嬉しいおもてなしにメンバー皆が感激していましたよ。また隣には、子どもたちに“ものを買う経験を”と運営会社独自事業として始められた「だ菓子とドーナツと本のお店ポトラ」があり、印象的だったのは、関西や九州から来たというスタッフの方が「ここが好きだから働いている」という言葉でした。
自分の暮らしている地域、職場、家庭、コミュニティーなどが心地いい、好きだなあと思える場所になっていくために…地域の魅力や資源に気付いたり、ゆるやかに人と人がつながりながら、できるところから少しづつ取り組んでいけたらいいなと思います。
(まちづくり部副部長・二瀬梓)
東コミュニティセンターの引っ越し作業
東コミュニティセンターの耐震工事に伴い、6月27日に仮事務所への引っ越し作業を行いました。
この日に備え、コミセン職員が毎日少しずつ荷作りをし、当日は各関係業者の方に入っていただきましたが、地域からもボランティアで手伝いに来てくださった方々がおられたので、無事に仮事務所を開設できました。たくさんの重い荷物を何往復も運んでくださり、大変助かりました。ありがとうございました。
仮事務所の場所は、旧角建築さんの事務所になります。電話番号は東コミュニティセンターの番号で変更ありません。よろしくお願い致します。