3 条例第25条の地震時における貯留水による動水圧の力は、可動堰(せき)の可動部のゲートと貯留水との接触面に対して垂直に作用するものとし、適切な工学試験又は類似の可動堰(せき)の構造計算に用いられた方法に基づき定める場合を除き、次の式によって計算するものとする。Pd=0.875W0Kd√(H1h1)
この式において、Pd、W0、Kd、H1及びh1は、それぞれ次の数値を表すものとする。
Pd 地震時における貯留水による動水圧の力(単位 1平方メートルにつき重量トン)
W0 水の単位体積重量(単位 1立法メートルにつき重量トン)
Kd 設計震度0.12
H1 計画湛(たん)水位から基礎地盤までの水深(単位 メートル)
h1 計画湛(たん)水位から可動堰(せき)の可動部のゲートと貯留水との接触面上の動水圧を求めようとする点までの水深(単位 メートル)