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市政提案(遊休農地の対応策について)
受付日 |
令和5年(2023) 6月21日 |
回答日 |
令和5年(2023) 7月3日 |
担当課 |
農業振興課 |
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意見の内容 |
6月20日付けの回答の中で、制度について色々述べられています。 しかし、最後に述べられている部分、「農業の魅力を高め、農業の活性化を図ることが遊休農地の減少につながる」が最も重要なところです。 では、そのための対策・方策は何ですか。どう考えられていますか。それが回答として示されなければいけません。そうでなければ、根本的な遊休農地の減少対策にはなりません。 |
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回答の内容 |
出雲市では、昨年9月にまちづくりの道しるべとなる、出雲市総合振興計画「出雲神話2030」を策定しました。この計画は、出雲の持つ「地域の力」や「産業力」「歴史・文化・自然の魅力」など、あらゆる力を「出雲力」とし、これを最大限に活かして「誰もが笑顔になれるまち」を目指すこととしています。この中で、農業分野の計画の1つとして、「新しい農業のカタチへの挑戦」を掲げています。これは、スマート農業や環境にやさしい農業などを推進し、持続可能な農業の創造と農村環境の保全を目指していくものであります。 スマート農業とは、ロボットや情報通信技術(ICT)などの先端技術を活用して、省力化、精密化や高品質生産を実現する新たな農業のことであり、次の時代を担う若い世代に農業の魅力を感じてもらう有効な取組であると認識しています。 本市でも、自動走行システムやドローン、リモコン草刈機、ハウスの環境モニタリングや自動換気システムなどが導入され、作業の省力化や効率化などの成果が出ています。また、VR(仮想現実)によるぶどうの栽培学習システムなどで栽培技術の伝承にも取り組んでおり、後継者育成につながっています。 これらの取組は、従事者の高齢化や後継者不足、遊休農地対策などの課題克服にもつながるものと考えており、今後も新たな技術の導入に向けた実証試験など、関係機関と連携して取り組んでいきたいと考えています。また、導入にあたっては、新出雲農業チャレンジ事業、出雲農業未来の懸け橋事業で支援していきます。 |