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市政提案(下水道使用料の値上げについて)

受付日 令和4年(2022)
7月25日
回答日 令和4年(2022)
8月2日
担当課 経営企画課
 意見の内容


 下水道使用料金の値上げをすべく、審議会に諮問されました。
 値上げの必要性をいろいろ言われていますが、原材料や光熱水費の値上げによるコスト増を価格に転嫁できないで困っている事業者が多いことは周知の事実です。
 一方、市民は、商品・サービス代の値上げにもかかわらず賃金は上がらないため、生活費の増大に四苦八苦しています。
 役所だけが料金値上げが必要だからと言われても、納得できないことは想像に難くはないはずです。
 上下水道局は、徹底的にコスト削減されているのでしょうか。水道と下水道部門の業務分担の一元化により、人件費を減らせませんか。時間外勤務、出張旅費の削減や電気代削減努力はどうでしょう。上下水道局の経営努力の内容を明らかにされるのは不可欠です。料金値上げありきでは、到底理解は得られません。
 

 回答の内容


 下水道は、市民生活に欠かすことのできないライフラインであり、本市においても昭和50年代後半から整備を進めてきました。下水道事業は、現在、全国的に拡張整備から維持更新の時代を迎えており、今後、多額の資金が必要です。
 本市下水道事業の経営については、令和元年度に公営企業化し、人事管理や経営・契約部門を出雲市上下水道局として一元化することで人員削減に努めたほか、地域新電力への電気契約変更などにより経費削減に努めているところです。
 また、投資面においては、施設の長寿命化、処理施設の集約化や効率化のための統廃合に向けた各種計画を策定しており、将来の投資・維持管理の両面における経費削減のための取組を開始しています。
 このようななか、今後の適正な下水道使用料のあり方となる使用料水準や使用料体系、使用料改定の時期等について審議していただくため審議会をたちあげました。
 現在の、コロナ禍やウクライナ情勢の悪化したこの時期に、市民の皆様に対し負担を強いる議論を始めることについて、さまざまな声があることは承知しており、大変心苦しい限りですが、下水道使用料等の審議は、かねてからの課題となっていた案件でもあり、下水道事業を将来にわたって安定的に継続していくためには、これ以上先延ばしにすることは困難な状況です。
 審議会に対しては、経費削減策も含め、丁寧な説明や資料提供に努め、慎重に検討いただくことにしています。
 

 

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