ギャラリー展「没後180年 西山砂保
        ー出雲の近代医学の先駆けー」

開催期間:令和元年8月28日(水)~11月25日(月)
【展示概要】
 
江戸時代の終わりごろ、ここ出雲に「西山砂保(にしやま すなほ)」という名医がいました。砂保は神門郡荻原村(今の出雲市荻杼町)の出身で、和歌山の華岡青洲(はなおかせいしゅう)から麻酔や外科手術を、長崎に来たシーボルトから西洋医学を学びました。そして最新の医学で、出雲の人びとを救ったのです。それとともに、砂保の影響を受けて多くの医者が華岡家へ入門し、華岡流の外科医術が普及していきました。
 今年は、砂保が亡くなってから180年目にあたります。今回の展示では、出雲の近代医学の先駆けとも言える砂保の足跡をたどります。
※本展示は、卜部忠治氏のご理解ご協力のもと、開催するものです。
【ギャラリートーク】
  日 時:9月1日(日)、10月20日(日)
      いずれも10:00から開催します。
  その他:事前の申込みは、不要です。
      展示の見どころを、担当学芸員が分かりやすく解説します。
 


西山砂保 肖像画(松村憲樹蔵)



スポット展「いつまでも戦後でありたい 2019
            疎開で出雲に来た学童の手紙」

開催期間:令和元年8月7日(水)~9月9日(月)
【展示概要】
 1944(昭和19)年6月、太平洋戦争の戦況悪化に伴い、日本政府は東京や大阪など大都市の子どもたちを空襲から守るために、国民学校初等科学童の集団疎開を実施することを決定しました。
 同年9月、島根県は大阪市西区の学童約3000人の疎開先となり、出雲市でも1500人を超える学童を受け入れたようです。疎開宿舎となったのは市内の寺院や旅館などで、神門寺(出雲市塩冶町)は大阪市西区の高台(たかきや)国民学校の学童約40人を迎え入れました。
 このとき、教員として学童たちと生活を共にしたのは鳥取県出身の故・岩崎希子(いわさきまれこ)さん。先に大阪に帰った学童から岩崎さん宛に送られた手紙6点を、出雲弥生の森博物館で保管しています。これらの中には、「空襲で家が全焼して父親が焼死した」など、大阪大空襲の惨状を綴ったものも見受けられます。
 今回のスポット展「いつまでも戦後でありたい2019」では、これらの手紙を展示します。戦争の悲惨さを後世に伝える一助となれば幸いです。
 



学童の手紙



夏季企画展「出雲の発掘350年史ー江戸~平成 発見の歴史ー」
開催期間:令和元年7月13日(土)~9月30日(月)
【展示概要】
 令和最初となる今回の企画展では、江戸時代から平成時代に至る、出雲市内の発掘の歴史を取り上げます。
 江戸時代の出土品や絵図、明治・大正時代の近代化と遺跡発見、昭和時代の経済成長による開発と世紀の発見、平成時代の大発見と文化財の保護活用など、各時代で画期となった発見や調査の様子を、出土品や調査記録から振り返ります。
【関連シンポジウム】
 「雲州遺跡発見伝~遺跡調査のいま・むかし~」

  日 時:9月14日(土)13:00~16:00
  内 容:第1部 基調報告(13:00~15:00)
       「出雲平野の発掘史~戦後から荒神谷遺跡発見まで~」
         講 師/西尾 克己 氏
            (元島根県古代文化センター長
               ・出雲市文化財保護審議会委員)
       「荒神谷発見以後の文化財保護・活用について」
         講 師/平野 芳英 氏
            (荒神谷博物館 学芸顧問)
       「出雲の近代化と遺跡発見ー長谷川コレクションの紹介ー」
         講 師/花谷 浩
            (出雲弥生の森博物館 館長)
      第2部 座談会 (15:10~16:00)
        パネリスト/西尾 克己 氏、平野 芳英 氏、花谷 浩

  会 場:出雲弥生の森博物館 たいけん学習室
  受講料:無料
  その他:事前に、電話又はFAXでお申込みください。
       TEL 0853-25-1841
       FAX 0853-21-6617
 
【ギャラリートーク】
  日 時:
7月27日(土)、9月7日(土)
      いずれも10:00から開催します。
  その他:事前の申込みは、不要です。
      展示の見どころを、分かりやすく解説します。


ギャラリー展「出雲の赤-縄文・弥生時代編-」
開催期間:令和元年5月29日(水)~8月26日(月)
【展示概要】
 出雲の赤といえば、日本海に沈む夕日やたたら製鉄の炎を思い浮かべる人も多いことでしょう。強い神秘的なエネルギーをもつ太陽や炎、それらが発する「赤」という色に、人びとは同じ効果を感じてきました。

 はるか昔から、出雲でも大切なモノに「赤」(赤色顔料)を塗り、儀礼を行ってきました。

 今回の展示では、出雲市内の縄文・弥生時代の資料を中心に、当時の人たちが「赤」をどのように使ってきたのかを紹介します。

【関連講座】
  演 題:
「水銀朱の調達と利用-西谷3号墓・上天神遺跡(香川県)
      ・若杉山遺跡(徳島県)
から考える-」
  講 師:
大久保 徹也 氏(徳島文理大学教授)
  日 時:
7月7日(日)14:00~16:00
  会 場:出雲弥生の森博物館 たいけん学習室

  受講料:無料
  その他:事前に、電話又はFAXでお申込みください。
       TEL 0853-25-1841
       FAX 0853-21-6617
 
【ギャラリートーク】
  日 時:6月22日(土)、7月21日(日)、8月18日(日)
      いずれも10:00から開催します。
  その他:事前の申込みは、不要です。
      展示の見どころを、分かりやすく解説します。



速報展「よみがえる鰐淵寺の建造物 釈迦堂の修理成果から
開催期間:令和元年6月5日(水)~9月30日(月)
  島根半島(北山)の山中にあって、1400年もの悠久の歴史を今に伝える天台宗の古刹(こさつ)、鰐淵寺。

その広大な境内は、戦国時代の姿を色濃く残し、平成28(2016)年3月にその歴史的価値が認められ国史跡に指定されました。

境内に現存する建物の多くは江戸時代に建立されたものですが、釈迦堂と開山堂は老朽化によって屋根や柱などの腐食が進んだため、平成28(2016)年度から5か年をかけて、保存修理事業を進めています。

今回の速報展では、平成30(2018)年度に終了した釈迦堂の解体修理によって新たに分かったことを中心に紹介します。

 

根本堂と新緑



金箔が残る法輪(ほうりん)


 過去の展示のご紹介
 ・平成30年度

 ・平成29年度
 ・平成28年度
 ・平成27年度
 ・平成26年度
 ・平成25年度
 ・平成24年度

 ・平成23年度
 ・平成22年度




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