田儀櫻井家たたら製鉄遺跡~近世のたたら製鉄遺跡群~
田儀櫻井家たたら製鉄遺跡の情報を11月28日に更新しました。
田儀櫻井家は、江戸時代初期に仁多の可部家櫻井家初代直重が神門郡奥田儀村(現在の出雲市多伎町奥田儀)へ来往し、製鉄業を起こしたことに始まります。その後直重の嫡子である直春を初代とし、12代直明が明治23年(1890)に宮本の地を後にするまで約250年間続きました。その間盛衰はありましたが、出雲西部地域の一大産業として、出雲市多伎町にとどまらず出雲市佐田町や大田市など隣接する一帯のたたら場を経営しました。田儀櫻井家のたたら製鉄は松江藩の庇護のもとに良港田儀の港を利用した神門郡の大工業として発展し、同時に開拓事業においても田畑の開墾や道路の建設など多くの足跡を残しました。田儀櫻井家の中心施設が集中する出雲市多伎町奥田儀の宮本鍛冶山内遺跡は、出雲市佐田町高津屋の朝日たたら跡とともに、「田儀櫻井家たたら製鉄遺跡」
として平成18年1月26日に国史跡に指定されました。
また、平成20年11月21日に、聖谷たたら跡と越堂たたら跡が新たに国史跡追加指定の答申を受けました。
宮本鍛冶山内遺跡(北から) 宮本鍛冶山内遺跡(西から宮本川)
国指定史跡宮本鍛冶山内遺跡
※宮本鍛冶山内遺跡への行き方は、ダウンロードの「宮本鍛冶山内遺跡への行き方」をご覧ください。
(田儀櫻井家関連の製鉄遺跡・・・調査を実施した遺跡)
(出雲市多伎町近世のたたら跡)
★速報!★
聖谷たたら跡・越堂たたら跡が国史跡追加指定の答申を受けました。
★聖谷たたら跡 ★
越堂たたら跡
掛樋たたら跡
(出雲市多伎町中世のたたら跡)
屋敷谷たたら跡
(出雲市佐田町近世
のたたら跡)
国指定史跡朝日たたら跡
宮本鍛冶山内遺跡
越堂たたら跡
聖谷たたら跡
朝日たたら跡
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