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広報いずも第68号(2008年1月10日号)

表紙

夢と希望に輝く

    神話の夢舞台 出雲 

                  出雲市長 西尾 理弘                                               

 謹んで平成20年の新春のお慶びを申しあげます。

 新市誕生から4年目を迎える出雲市は、2015年度までの10年間を展望する「21世紀出雲のグランドデザイン」に基づき、地方分権時代に対応できる自立したまちづくりをめざし、商工業、農林水産業全般の産業発展から、都市基盤、福祉、教育、文化、環境などの諸施策を積極的に展開しております。

 なかでも、産業施策においては、企業の集積、農林漁業の振興、中心市街地の活性化、新ビジネスパークの建設などの取り組みを進めるなど、将来に夢と希望を抱ける力強い本市経済の発展の基礎固めを推進しています。また、一方では行財政改革への取り組み、安定した市財政の運営にも力を注いでまいります。

 合併4年目の本年は、新市発展の基盤づくりの最重要施策として、次の課題に重点的に取り組んでまいります。

(1)定住・交流人口拡大による産業観光振興

 新ビジネスパークや中心市街地での企業集積、出雲阿國座(仮称)の創設や出雲弥生の森博物館の整備など、大都市圏を中心に神話の国出雲のイメージを全国に発信し、定住・交流人口の拡大による産業や観光振興に努めます。

(2)広域行政の推進

 斐川町の消防業務の委託については、3年間延長する方針を決定し、さらに出雲・斐川の行政間で広域連携推進研究会を発足させる予定で取り組んでまいります。また、斐伊川水系2市3町、すなわち出雲市、雲南市、奥出雲町、飯南町、斐川町が連携を図る『出雲の國・斐伊川サミット』による、広域的な取り組みにより圏域の活力を創出します。

(3)市役所新庁舎の整備

 今年12月の完成を目指し、市民ホールや広場を活用し、コンサートやイベントを開催するほか、市が所有している公文書・歴史資料を公開する展示コーナーも設けるなど、市民の皆さまが文化に親しみ学習できる交流の場としての機能も果たします。

 都市と地方の格差是正が叫ばれる中で、21世紀変革の時代を展望しつつ、「神話の夢舞台 出雲」の創造に向け、21世紀出雲のグランドデザインの達成に全力を尽くすべく、市民の皆さまのご理解・ご協力を得て本年も力強く前進してまいります。

 皆さまのご健勝とご多幸を心よりお祈りし、新年のごあいさつといたします。

 

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